先日、クライアントから必要な書類がないとお叱りを受けました。私が休みの日の出来事であったようで、日を遡って確認しました。いづれも他の隊員が代行していた日でした。いくら資格を持っているような隊員でも、責任者としての仕事までには至らないんだなと痛感した出来事でした。
どこまで細かく管理できるか
先日、クライアントから
「〇〇の書類が提出されていないのですが・・」
というクレームをいただきました。
その書類は私が休みの間に提出されているはずのもので、どうやらその日に勤務に入った隊員が出し忘れていたようです。
私が休みの日は、私が入るべきポストに代理として資格を持っているレベルの隊員さんが入る事になっています。
そして、私が休みの日に代わりに入っていた隊員さんが、代わりに出さなければいけなかった書類を出し忘れたようなのです。
その書類を出す業務は、普段隊長以外の人はやる作業ではありません。
しかし、代理として勤務に入るのならばやらなければなりません。
隊長でなければ気にしなくて良かった業務ですが、代理として入った日はいつも以上に気を配って仕事をしないといけないのです。
所詮隊長ではないという気持ち
普通の警備員と隊長は仕事の見方が違います。
普通の警備員さんなら、日常の自分の仕事を行えばよいのですが、隊長となると自分の仕事プラス隊員全員の動きを見なければなりません。
そして、さらにそこに雑務が入ってきます。
いつもなら自分の事だけ考えていれば良いのですが、代理として勤務する時はそれ以上の業務があるのです。
代理として勤務しているので、その日だけの隊長業務です。
翌日になってしまえば、また普通の業務に戻れます。
彼も一生懸命やっているのは十分承知していますが、所詮代理という気持ちで仕事をしていたかもしれません。
まあ、本当に言葉通り代理なので私と同じように出来ないのも理解しています。
いつかは隊長に・・となってもおかしくないほど仕事は出来ますが、彼本人に「隊長をやりたい」という気持ちがないのは以前話して聞きました。
中途半端な仕事は逆に負担になる
それ以外では何の問題もないほど仕事は出来ます。
しかし、隊長という細部にまで注意する業務ができるかというとそこまでは達していません。
隊長の立場から言うと、代理の勤務の時に仕事に不備があると翌日出勤した時にたいていクライアントから何かしらのクレームが入るのは困ります。
それなら休まなければいい・・
という無茶な事は無理なので、やはり隊長代理で勤務する方にはそれなりに責任感を持って仕事をして欲しいです。
もしかしたらいつかは隊長になるかもしれません。
その時に「ああ、あの時は迷惑をかけていたんだな」と気づく日が来るかもしれません。