シャッターラインに物を置かない事

施設警備員として巡回中にシャッターラインを見る事がありますよね。災害時に防火シャッターが降りてきた時にライン上に物があるとシャッターが完全に閉まらず延焼や煙で人や建物に被害が拡大してしまいます。それを防ぐために日々巡回をする時にシャッターラインを見るのですが、この現場ではシャッターラインに物が置いてある事がほぼありません。

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上司の防犯意識が高いか

この施設ではどこのエリアでもシャッターラインに物が置いてある・・という事がありません。

どこの部署でも防火面に対する関心が高く、規則をちゃんと守ってくれている、という事でしょうか。

避難階段のエリアではちゃんと扉が開くガイドとしてテープも貼ってあり見た目でも物を置いてはいけないという事が分かりやすくなっています。

どこの部署でも上の人がちゃんと指示を出す事で下まで行動が出来るのだと思います。

上が動かなければ下も動きませんからね・・。

施設全体でこうしよう、と決めて全体が動けている証拠だと思います。

商業施設ではさんざんであった

前にいた商業施設ではシャッターラインの項目は結構苦労しました。

警備員が巡回した時にシャッターラインを見るのですが、半分以上のテナントの後方や避難階段付近はシャッターラインなんてとても意識している様子はありませんでした。

我々はまずそういったラインを守れていないテナントの現場の写真を撮ってクライアントに報告する仕事に追われていました。

物を置いてはいけないルールを破っているのはテナント側なのに、巡回時にテナントに指摘するととても嫌な顔をして、なぜかこちらが悪い事をしているかのような感じになります。

私はこういった時の、こちらは間違った事をしていないのに相手が嫌な顔をしてなぜかこちらが不快になる気分がとても嫌です。

なのでシャッターラインを見る時の仕事がある日が嫌でした。

テナントに理不尽な態度をとられるのが今思い返しても辛いですね・・。

警備員が巡回しやすい

今の現場ではシャッターラインはもとより、警備上の注意点として巡回時に提案などをするとどこの部署でも感謝されることが多いです。

商業施設にいた時と時に話している事は違わないのですが、テナントの従業員などと比べると反応が全く違います。

テナントに話す時、店長クラスの人と話すと比較的常識的な態度で接してくれましたが下の従業員の人だとダメでしたね。

お決まりの警備員に対する態度です、分かりますかね。

ですが今の現場ではどの人と話しても店長などと同じくらいの常識のある態度と会話で接してくれます。

これだけでも警備員としては、働きたい現場ランキングに入りますよね。

日頃警備員として働いていると、現場や世間の態度の風当たりがきついのを感じませんか。

クライアントが協力的で規則をちゃんと守ってくれる、そんな現場で働ける私は幸せ者だと思います。

 

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