最近、夜間巡回がきつくなってきました。ここは小さな施設でヒマな現場なので、大型商業施設などと比べれば大した事は無いのですが、そんな小さな現場でも空調の効いていない夜間巡回は暑苦しく汗も掻きます。警備員さんによっては短い時間の巡回でも汗まみれになる事も十分あります。
夜間巡回は蒸し風呂状態
施設警備の夜間巡回は殆どの場合、建物内の空調は切れているので夏場は大変です。
多くの場合、夜間は建物内に人がいなくなるので、空調も切れている場合が多く、そんな時間帯に施設警備員は巡回業務を行うので、室内の仕事とはいえ意外と過酷です。
今までの現場でも、夜間は空調が切れるという所が殆どでした。
稀に残留者の居るフロアだけでは空調がまだ動いていて、そのエリアのみ涼しい、なんて所もありました。
ですが、夜間に空調が効いているという現場の方が圧倒的に少ないので
「夜間巡回は暑い」
という認識でいた方が良いでしょう。
どんな小さな施設でラクな現場だとしても、空調の動いていない時間帯は暑いです。
しかも建物内なので空気の流れも無く、湿度の高い真っ暗な空間を短時間でも歩けば、多くの警備員さんが汗を掻くのは必須です。
外の方が風もあり気持ち良いくらい
特に8月ともなると夏真っ盛りなので、夜間でも30度を下回らない日もあるでしょう。
外がそんな気温の時、屋内はというと熱が籠った状態で外より暑いと感じます。
まあ、実際そんな日の屋内の巡回をしていて、外周の見回りの時に外へ出ると
「外の方が涼しいと感じる時がある」ほど屋内の空気は動きが無いのです。
これは施設警備員としての経験があり、屋内の夜間巡回をした事のある人ならお分かりでしょう。
場所によっては暑い空気の塊の中を押し進んでいる様な錯覚を感じる時もあります。
あの時の外で吹く風がどれだけ涼しいと感じた事か。
その様な現場で夜間巡回をしていると、例え屋内とはいえ熱中症になるのではないかと思うほどです。
屋内でも熱中症対策を怠らずに
熱中症は屋内でも発症する可能性は十分あります。
要因は様々ですが、水分補給を怠ると高確率で発症するので、施設警備員として夜間巡回をする様な人は十分気を付けて欲しいですね。
施設の広さに関係なく、小さな建物でも大きな建物でも巡回の出発前に軽く水分を取り、巡回で見回り中に少し電気分が悪くなれば小休止を取るか警備室へ体調不良を訴える様にしましょう。
無理をして倒れては周りの人にも迷惑がかかりますし、その先の仕事にも影響が出ます。
特に高齢の警備員さんはついがんばって我慢してしまう人も少なくありません。
今どき、精神論で乗り切れるほど夏の暑さは生易しいものではありません。
熱中症は最悪、命にもかかわるほど危険なものなので、事前に対策が出来ると分かっている事なので、万全を期して仕事に臨むようにしましょう。