警備室内の清掃はここの現場の清掃担当の方はやってくれません。契約に警備室内の清掃が無いからだそうです。それなら組み込んでくれればよいのにと思いますよね。仕方がないので警備員が気づいたらやるようにしていますが、高齢の警備員の人たちは揃って自分から清掃しようとはしません。汚れている、という認識が無いのか協力する気が無いのか・・。
警備室は誰が汚しているのか
警備室内は清掃担当の方の定期清掃に入っていません。
一応、クライアント側からお借りしている警備室なので当然、委託側が清掃に関する事はしてくれるものだと思っていましたがそうでもなかったようです。
一度話をした事がありましたが、清掃班が掃除をするのは年に数回実施する事にしか出来ませんでした。
人が毎日使う空間なので、埃が出れば床も汚れます。
もちろん汚しているのはそこを毎日利用している警備員です。
ここの警備室は警備員以外入る事は滅多にありません。
クライアントもその他従業員の方も自分たちの事務所は別の建物にあり、警備室には警備員しかいません。
なので、清掃担当の方が清掃してくれないのなら、我々警備員が自分たちで清掃するしかないのです。
初めのうち気づいた人が細々と清掃していました。
数人の隊員さんが掃除をするようになりましたが、それ以外の人は掃除をしようとしません。
掃除をしている人がいる事を知っているのにもかかわらず「自分も掃除をしよう」という行動をとりません。
皆同じように勤務して、同じように部屋を利用しているのにです。
しかもそのメンツの大半が、高齢者の警備員です。
なぜ揃って高齢者は掃除しないのか
他の隊員さんが自発的に清掃しているのになぜ、高齢者の警備員たちは揃って手伝おうとしないのでしょうか。
自分たちの方が歳が上だから、掃除は若い奴がやればいい・・
掃除をやるように言われていないからやらない・・
自分は部屋を汚していないから関係ない・・
本人たちに直接聞いていないので、真意は分かりません。
聞いた所で、どんな意見が帰って来ても気分が悪くなるだけなので聞こうとも思いません。
彼らも部屋を使用している以上、部屋を汚しているはずです。
このままでは、掃除をしている人たちが余りにも浮かばれないので清掃を当番制にしました。
これなら誰もが平等に掃除をし、部屋をキレイに保つ事も出来ます。
今まで手伝おうとしなかった高齢者の警備員たちを掃除をさせる事に成功したのです。
しかし、これには思いもしない落とし穴がありました。
当番制にしてもキリがない
今まで清掃をしようとしなかった高齢者の警備員たちに、当番制ではあるものの掃除をさせる事に成功したところまでは良かったのですが、意外な展開になりました。
当番制にした掃除内容以外の新しい場所の掃除はそのまま・・
要するに決められた場所の掃除は当番制なので、やるにはやるのですが、それ以外に掃除が必要になった場所、新たに掃除が必要になった場所はやはりやらないのです。
時間が経てば新たに気になる場所が汚れて来て掃除が必要になります。
いままで、目立つ場所の掃除は当番制で全員がやる様になりましたが、気が付く隊員さんはさらに手の付けていない掃除が必要な場所を見つけてくれます。
しかし、当番制にした場所しかやらない高齢者の警備員はそんなところまで気が付きません。
これはある意味キリが無いと思いました。
探せばどこでも掃除する場所は見つかる・・
しかし、それをずっと追い続けてもいられない。
最終的には私が判断して当番制で必要な掃除範囲を絞りました。
ここまで全員でやれれば十分、という項目に絞りこれは現在も守って掃除をしています。
規則を作ってやらせないと動かない高齢者の警備員たち・・。
本来なら、年配者が下の者に指導して規則を守らせる。
これが出来ない高齢の警備員が多い現場なのです。