警備員とタバコというとイメージ的にタバコを吸っている想像をします。警備室で座礁しながら新聞を広げてタバコを吸っている感じです。実際の警備員はそうで無くても何となくそう思ってしまいます。しかし、私が警備員になってからの間だけでも、高齢警備員を含めタバコを吸う人の方が今では少なくなりました。
警備員と喫煙者のイメージ
警備員というと、警備室で新聞を読みながらタバコを吸っているイメージが何となくあります。
私が警備員になった時は、その様なタバコを吸いながら出入管理業務をしている警備員は周りにはいませんでした。
勤務中は喫煙してはいけない、という世の中のルールがある為だと思います。
一昔前では、仕事中でも机の横に灰皿が置いてありタバコを吸いながら仕事をするサラリーマン、というのは当たり前だったかもしれません。
それに倣って施設警備員も警備室で、出入管理業務中に新聞片手に喫煙していた、という話を聞いた事がある様な無い様な・・。
そんな光景は、今ではどこにもありませんがね。
警備員がタバコを吸うというイメージは、恐らく今でも一般の人にはあると思いますが、15年近く警備員をしてきてこの期間だけでも、警備員でタバコを吸うという人口はグッと減りました。
世の中の動きで喫煙者が減った、というのと同じペースで減っているのだと思います。
以前はタバコを吸っていたが「止めた」という人もいれば「初めから吸っていない」という人も多いです。
世の中の流れと並行して喫煙者は減った
高齢の人ほど喫煙率が高い様で、警備業界は高齢の警備員さんが多いので、喫煙率も上がります。
配属先の現場にもよると思いますが、大型商業施設の勤務の時は、半分以上の警備員さんがタバコを吸っていました。
別に高齢の人が半数位いた、というのも間違ってはいませんが高齢の人でも非喫煙者は居ます。
当時は、若い警備員さんでもタバコを吸っている人は居たので「高齢の人に喫煙者が多い」程度で、余り年齢は関係無い様な印象でした。
しかし、新しく配属されてくる警備員さんの中にも、ちらほらタバコを吸わない人が目立つ様になり、警備会社や現場も変わり年が経つにつれてタバコを吸わない、という警備員さんの比率が上回る様になりました。
そしていつの間にか、今の現場ではタバコを吸う警備員さんは少数派となったのです。
未だと喫煙者は2割くらいしかいません。
現場にもよりますが、10数年前だとタバコを吸わない警備員さんの方が2割と、今とは逆だったかもしれませんね。
これほどタバコを吸う警備員さんというのは減ったのです。
いや、もしかしたら「今でも全員タバコを吸っていますよ」
という現場もあるかもしれませんね。
高齢の警備員さんの比率が多い業界では、基本的に喫煙率も高くなるはずです。
そして、タバコを吸っていた年数が長くなればなるほど、止める事は難しいと思いますからね。
受付で来訪したお客さんから匂う
タバコを吸っている人の中には、紙タバコと電子タバコで分かれていると思います。
お互いがどれくらいの割合なのかは分かりませんが、施設警備員として出入管理業務をしていると、紙タバコを吸っている人はすぐに分かります。
運送関係の仕事をしている人も、タバコを吸う割合が多いのか分かりませんが、彼らが受付に来るとタバコのにおいが服から漂ってきます。
紙タバコの場合は特に匂いが顕著です。
別に嫌煙している訳ではありませんが、汗臭い人の受付をした時と同じ位
「ああ・・」というダメージは受けます。
汗臭い匂いもタバコの匂いも「仕事をする上では仕方ない事」と思っているのでその人を嫌うだとか、人格がどうだとかは一切気にしません。
なので、職場内で喫煙者がいても何も問題は無いのですが、唯一気にするといえば
「タバコを吸うの事が理由で、業務に支障が出なければ良い」
とは思っています。
巡回へ行く時間なのにタバコを吸ってから行くだとか、交代の時間なのにまだ喫煙室から戻ってこない、など明らかに業務に支障が出て同僚の警備員さんに迷惑を掛ける様な喫煙をした場合はその人に指導します。
まあ、今の現場でそんなマナー違反をする様な人は居ないので大丈夫ですがね。