施設警備員の勤務で仮眠がある時、緊急時は応援の為に起されて寝ずに対応に入る事がある。過去にも緊急対応で仮眠中に起こされて対応に入った事がありますが、仮眠者を起こして対応に当たるような事案は滅多にあるものではありません。更に現場によっては緊急時であっても仮眠者を起さずに対応しなければならない、とされている所もあるのです。
仮眠中でも起こされて業務をする
施設警備員の勤務に仮眠を含めた勤務があります。
この場合の多くは当直勤務者になります。
24時間勤務に入る事で、夜中の数時間が仮眠時間として与えられており、仮眠中は夜勤者などが代わりに警備室に詰めています。
これは現場によって仮眠の使い方や夜勤者の業務など様々なので、一概にどこも同じとは限りません。
そんな仮眠時間ですが、仮眠中に緊急事案が発生するとその事案に対応するために起こされて業務に参加します。
緊急事案の内容にもよりますが、一人でも多くの警備員が対応にあたる必要があるので、仮眠中の警備員も起されてその対応にあたるのです。
火災や侵入事案などが緊急事案の代表的なものとなりますが、これも現場によって何が緊急事案となるか異なるので様々ですね。
仮眠者が起こされる事案は滅多に無い
夜中は最少人数の警備員しか業務に就いていないので、緊急事案が発生しても一人ではカバーできません。
その為、仮眠中の警備員を起こして対応にあたるのです。
そういう意味では、施設警備員で働こうとしている人は、少ない仮眠時間しかないこと、またその少ない仮眠時間中でも緊急時には起されて対応にあたらなければならない、という事を覚悟しておく必要があります。
実際過去の現場でも、仮眠中に起こされて事案対応にあたった事もあります。
そういった時は、夜勤などで起きている隊員さんが叩き起こしてくれるので、起きるのが不安だという人でも何も心配はありません。
そんな仮眠中の緊急事案で鵜sが、実はそれほど頻度の多いものでは無いのです。
まあ、この頻度というのも現場によって違うので何とも言えませんが、火災や侵入事案なんて言うものは、毎日発生する様なものでは無く、年単位で数えても数回あるかどうかです。
現場によっては過去5年勤務しても1度も無い、なんて所もあるでしょう。
それほど発生頻度の少ないものなので、ただでさえ少ない仮眠時間中に叩き起こされるのは嫌だな‥なんて思っている人でもそれほど心配する事ではないと思います。
逆に貴重な体験ができるので、1度は経験しておいた方が良いとも言えるでしょう。
そんな仮眠中の出来事ですが、現場によっては事案が発生しても仮眠者が起こされない所もあるのです。
仮眠者を対応に参加させない現場
緊急事案が発生しても、仮眠者が起こされる事なく、夜間に勤務に入っている隊員さんのみで対応に当たるよう指示されている所もあるのです。
そういった現場では、仮眠している人間は「仮眠」ではなくその間業務から離れている状態とされており、極端な事を言えば現場から離れても構わない、というのと同じです。
一応、仮眠時間とされていますが、その時間は何をしていてもどこへ行っても良い、とされているのです。
仮眠時間以外でも待機時間というものがありますが、この時間に給料が発生しない時間なのであれば警備室に待機していなくても良いのと同じです。
とはいえ、夜勤者だけで手に負えないような緊急時に誰も助けてくれない、なんて事は同僚として無視するわけにはいかないので、状況次第では応援に入りますがね。
施設警備の現場では夜中に仮眠していても緊急時には起される事もあるが、会社や現場によっては必ずしもそうではないとなっているのです。