警備隊内でも仲の良い者と悪い者たち

どんな職場でも仲の良い人や気の合わない人はいます。警備業界もその例外ではなく、みな仲良しとはいきません。特にあらゆる世代の人間が集まって、一つの隊を構成するので世代間ギャップや趣味の違いから険悪になる事も。過去の経験してきた警備隊も誰かと誰かが必ず揉め事を起こしていました。

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警備員同士でも仲の良い者とそうで無い者

過去に勤務してきた警備隊では、あらゆる世代の人が一緒に配属されていました。

現場には警備隊は一つしか存在せず、似たような年齢の人ばかり集めた警備隊は存在しません。

ただでさえ人手不足の中、同じ年齢同士で警備隊を構成するなんて言う余裕はないのです。

 

そう、警備隊の中で仲の良い者や気が合わない者、という大きな溝のほとんどが「年齢」であったような気がします。

年齢が違うという事は、考え事が違う、話が合わない、趣味が合わない、など共通の話題を通じて仲良くなる、という付き合いが出来ないのです。

 

表向きには何事もなく一緒に仕事をする事が出来ますが、周りの愚痴を聞く限り、年齢が違う人同士はどうもお互い不満を抱えているようです。

しかし中には年齢を超えたもの同士でも、趣味が合ったりする場合には世代間ギャップでの揉め事はなく、円滑な付き合いが出来る人もいました。

全員仲が良い現場は無かった

大抵の世代違いの者同士は、あまりうまく付き合いが出来ていませんでした。

仕事上は何事もなく皆やり過ごしていますが、愚痴の聞き役として聞いた結果はさんざんでした。

 

そしてある現場では仕事上でもバチバチにやりあうほど険悪な者同士もいました。

それでも一応、お互い大人です。

手を出し合う様な事にまでは発展していませんでした。

 

しかし、世の中には大人なのにもかかわらず、手を出し合ってケンカをしてしまう者もいるようですね。

手を出したら仕事が無くなるかもしれないというのに、一時の感情で行動してはいけません。

 

歳が違うとあれほどまで考え方が違うものかと思いました。

あと、年齢の違いで問題が起こるのは

 

知識のある年の若い警備員が、知識の無い高齢の警備員に対して口をはさむ事で問題に発展する場合です。

警備業界は実力主義な現場です。

 

いくら高齢の警備員でも、若い上司や知識のある警備員の指示に従わなくてはいけない、という場面が多々あるのです。

そんな時、いままで若い者に仕事の事で指示された経験が少ない人だと、カッとなる事があります。

 

「なんだあの若造は」

 

となり、偉そうな態度をとるなと憤ったりするのです。

まあ、これは仕方が無いといえばそうなのですが、資格が無かったり警備員としての知識が無いのなら、相手が資格を持っており、知識もあるのがたとえ若造であっても言う事を聞くしかありません。

 

世代間での険悪な状況は大抵これが原因でした。

警備業界では年功序列は通用しません。

だって警備員だもの

警備業界はあらゆる世代の人間が一緒に仕事をします。

そして仕事が出来る者、知識のある者が出来ない者に対して指導をするのです。

 

これに納得がいかないという者が、対立を生むのです。

いや、所詮警備員なんて社会から弾かれた者が多くいるいわば同士です。

みんな同じ様な者なのだから、お互い協力しないと世の中やっていけませんよ。

 

いくら年が離れているからと言って、いくら年が下なのに偉そうな事言いやがってと言っても、同じ底辺警備員じゃないですか。

多くの人が今まで勤めていた会社から、定年を迎える前に警備業界に来たのは、そこから逃げてきたのではないからですか。

 

それなのに同じ境遇同士で対立しても、傍から見たら井戸の底で底辺同士が足の引っ張り合いをしている様に見えるだけです。

せめて、何とかお互いが高め合える様に出来ないのですかね。

 

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