警備員の中には日常的な会話のキャッチボールですら出来ない人がいるがこれをポンコツ警備員という

警備員の仕事をしていると、自分の常識が通用しないと思い知らされる出来事に遭遇します。先日もある隊員さんと日常的な会話をしようと話しかけたのですが、驚くほど会話のキャッチボールが出来ない事に驚きました。日ごろから周りの隊員さんも呆れて業務報告以外、話しかける事すらしない人なのですが、警備員の中にはこの様な人も居るんだと改めて驚かされました。

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一般常識が通用しない警備員

いわゆるポンコツ警備員と呼ばれてしまう警備員さんの中に、会話のキャッチボールの出来ない人がいます。

今まで警備員という仕事をしてきて、この様な会話が上手く出来ない人というのは何人か見てきましたが、今回の彼も同じ部類に入ります。

 

こちらが話しかけても返す言葉が的外れな回答だったり「あぁ、はい・・・」

と応えられそれ以上会話が進みません。

 

ある隊員さんは彼に身だしなみに関した指導をしたのですが、その指導を曲解して理解し「どんな理解をしたらその様な行動になるんだ」と呆れながらに話していました。

 

人の説明を話し通りに理解できず、自分で勝手な解釈をし失敗して周りから責められる・・・。

こんなやり取りが毎回繰り返されているのです。

伝えた事が理解されていない

業務以外の事が理解されていない分にはまだ問題ありませんが、これが業務に関する引継ぎなどになると話は別です。

 

Aを〇〇時に実行し、Bを△△へ移動させる

 

という引継ぎがあった時、彼が次の隊員さんに引継ぎをすると

 

Aを◇◇時に確認する

 

となり隊としての行動ができなかったという結果になってしまい、周りの隊員さんから叱責を受けます。

そう、そもそもの行動が間違っているのです。

では一体どんな指示を受けたか復唱させてみると、先の様な答えが返ってくるのです。

 

ではBはどうした!?と聞くと「Aしか聞いていませんでした」だとか「Bはもう既に終了していると思いました」など自分の都合のいい様な解釈をしたり、時に嘘をついて逃げようとした事も・・。

それが言い逃れの様な誰にでもすぐに見抜かれてしまう様なウソなので、なおそれを聞いた隊員さんが怒ってしまうのです。

 

まだ正直に「ごめなさい」と言えばそれで済んだかもしれないのに直ぐにバレる噓をつく事で自分の首を絞める事になるのです。

引継ぎでもある業務報告が正確に伝わらず、理解されないので彼と勤務に入る時は、引継ぎをする時も周りの隊員さんは必要のない注意を払う事になるのです。

 

最後は誰も話しかけなくなる

この様な事が続くと、次第に彼に話しかけようと思う人はだんだんと減っていきます。

業務報告でも必要最小限の事しか話さず、重要な引継ぎ事項も彼に伝えるだけでなく他の隊員さんにも引継ぎ事項を通常は必要ないのに伝えたりする人も出てきます。

 

ヘタに彼だけに伝えて業務が履行できなかった時、引継ぎが出来ていなかった責任が「正確に伝えていなかったのでは?」と自分に降りかかる可能性があるからだと思います。

何かの隊員さんが、彼に引継ぎの報告をした時、不安に思いその場で復唱させてみた事があったようですが、見事に報告内容をすべてを理解していなかった、という事もありました。

 

次第にプライベートでも業務中でも彼に話しかける人が減っていきます。

会話は続かずそしてかみ合わず、業務中もまともな連絡さえあぶなっかしいとなると、公私ともにこちらか話をしたいとは思わなくなります

 

彼が今までどの様な人生を送って来たか分かりませんが、行動を見る限り警備員になる以前も同じ様に周りの人と上手くコミュニケーションが取れていなかったと思います。

警備員の仕事は業務としての会話が重要な場面が多々あります。

 

今の現場はそこまで忙しい現場でもないので、多少引継ぎ内容が間違っていても大問題にはなりません。

ただ忙しい現場だとたちまち大きな失敗をやらかして出入り禁止になってしまいそうです。

 

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