施設警備員は昼食の時間は交代で一人で入るが緊急の事案で応援に入ると満足に食事をとる事も出来なくなる

施設警備員は交代で食事をとっています。例えば5人の警備員が出勤していたら、10時位から交代で食事休憩に入ります。警備員は常に施設内で何かしらの業務をしているので、12時に全員一斉に休憩に入るわけにはいきません。しかも、緊急の事案が発生し食事休憩をとっている警備員の応援が必要になった時、食事をそのままにして業務に入る事もあります。

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食事は常に一人で食べている

施設警備員は食事をとる時、交代で入る様になっています。

警備員は常に施設内で受付や巡回などの業務を行っているので、食事休憩だからと全員一斉に入るわけにはいきません。

 

その為、一人ずつ交代で食事に入るのです。

そんな食事ですが、配置に付いている警備員が5人いた場合、一人づつ食事に入ろうとすると最初の一人目の隊員さんは10時~11時位から入らないと昼時にバランスよく入る事が出来ません。

 

以前の現場では、14時過ぎに食事休憩に入っていた警備員さんもいました。

お昼ご飯を毎回14時過ぎに食べるのは慣れてしまえば良いですが、日によっては15時ごろにもなるので大変ですよね。

 

この様に警備員は、昼も夜もほとんどの時間 食事を一人で取る事になるのです。

しかも、現場によってはのんびり食べる事も出来ないのです。

緊急事案で応援に入ると食事はおあずけ

現場によっては、緊急事案が発生し待機中に食事をとっている警備員さんの手を借りないといけないほど、人手が必要な所もあります。

過去に勤務した現場で大型商業施設だけは、食事中でも呼ばれる事がありました。

 

大型商業施設で発生する事案は、小さい者から大きなものまで幅広くあり、小さな事案の場合は休憩中の警備員を呼ばなくても対応できますが、大きな事案になると休憩中の警備員さんにも応援に入ってもらわないと対応しきれません。

食事をとっている時でも無線機を聞きながら休憩しており、無線に入った内容を聞いて

 

「あ、これ休憩中だけど呼ばれそう・・・」

 

と判断すると案の定、応援要請の無線が入ります。

そうなると、食事が途中でもそのままにして装備品を身に付け現場へ出ます

 

ある程度食べ終えてから応援要請が入る時はまだ良いですが「さあこれから」という時は食事はお預けになってしまいます。

この応援のせいで待機時間がつぶれても、後で待機時間をプラスしてくれる時もあります。

 

しかし、忙しい日やプラスする余裕のない時間の場合は「労働時間」となってしまいます。

その場合、その時間の「食事は無し」となるのです。

 

まあ、とはいっても同僚の警備員さんたちが交代の時間を上手く調整して

「今のうちにご飯食べておいで」と協力してくれたりもするので、食事抜きになる様な事はあまりなかったと思います。

 

不規則な食事生活に注意

この様に、ただでさえ食事の時間が不規則であり、日によっては昼食無し、なんて事もある様な仕事なので、施設警備員の食生活は普通ではありません。

今までいろいろな仕事をしてきましたが、警備員ほど食生活が乱れている仕事は経験してきませんでした。

 

そして分かった事が一つ。

「起きている時間が長いと、食べ物を摂取する機会は増える」

という事です。

 

24時間拘束されて働き、しかも仮眠が数時間しかなく後はずっと起きている状態が続くと、食べる事に意識が向きがちだという事です。

1日の間で20時間近く起きていると、食事の回数が3階では足りず、また間食も増えるという事は周りの警備員さんを見ていると分かります。

 

全ての警備員さんがそうとは限りませんが、周りの警備員さんで24時間勤務をしている人は、殆ど間食をしていました。

しかもヒマな現場での勤務になるので、何もする事が無くついスナック菓子に手を出してしまう様です。

 

食事の時間が不規則で、覚醒している時間が長いと、自律神経が乱れるのと並行して食欲が増し、結果食生活が乱れてしまいます。

警備員に太っている人が多いというのは、これが全てとは言いませんが全く無関係ではないと思います。

 

食事と睡眠は決められた回数と時間を守る事で、自分の体を守る事にも繋がるので気をつけたいですね。

 

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