同じ年齢の高齢警備員さんでも仕事の出来る人と失敗も多くボーっとしている人がおり同い年とは思えない

警備員の中には、同い年の高齢の警備員さんもいると思います。周りにも65歳の同い年の高齢の警備員さんがいるのですが、彼らの仕事振りを見ていると方や意識も仕事振りもしっかりしているかと思えば、もう一人の方は仕事のミスも多く、普段の立ち振る舞いが常にボーっとして人の話を聞いていない事もあります。人の能力は若い頃から誰でも違いはありますが、高齢になると更に認知機能の低下も個人差が出てきて、とても同い年とは思えないほど衰える警備員さんも出てきます。

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仕事の能力差は同い年でも差がある

警備員の仕事に限らず、仕事で発揮する能力は個人差があります。

常にやる気に溢れていてミスも無い様な人もいれば、あまり目立たず仕事も失敗が多い人もいます。

 

それが同い年の警備員さんともなれば、周りから比較もされやすくなったりするのです。

年齢が違えば、余り比較される事はありませんが、同い年の場合はただ年齢が同じだけなのですが、比較されやすいのです。

 

Aさんは〇〇が出来るのに、同い年のBさんはいつも失敗ばかりだ・・と。

年齢が同じだとしても、その人の元からのスペックや警備員としての経験年数なども違うので、両者が警備員として同じ水準の仕事が出来るとは限りません。

 

これは若い警備員でも高齢の警備員でも、なぜか同い年であれば同じ様に比較されがちです。

しかし、高齢の警備員さんとなるとこの違いがさらに大きくなる事があるのです。

高齢になると認知機能面でも差が出る

高齢の警備員さんを何人も見てきて、多くの人が同じような症状を仕事で見せる様になりました。

そう、認知機能の低下です。

 

年齢を60歳も後半に差し掛かって来ると、多くの警備員さんが認知機能の低下を疑う様な行動を取る様になります。

数年前まではしっかりしていたのに最近ミスが目立ったり、反応がワンテンポ遅れる、ボーっとしている事が増えた、などです。

 

人間、歳を取ると体力の衰え認知機能の低下が目立つ様になってきます。

警備員の仕事をしている高齢の方も、これらの機能が低下する年齢の人が多く、数年一緒に仕事をしてきていると、この症状の発症に気づく事があります。

 

本来、65歳も過ぎれば自宅でのんびり過ごす様な年齢のはずなのに、働かなければ生活できない、という理由で70歳を過ぎても警備員として働いている人もいます。

誰もが歳を取り、今まで出来ていた事が出来なくなるというのは仕方の無い事です。

 

しかし、その症状は個人さんがありAさんは全くその症状が見られず元気に働いているのに、同い年のBさんは歳相応?の症状が見られ周りも心配したりします。

しかし、面と向かって認知機能の低下をいたわり声を掛ける事をする人は居ません。

 

自分でそうなりたくてなったものでは無いので、なんて声を掛けたらよいのか分からないのかもしれませんね。

実際に仕事に影響が出る事も

警備員は高齢の警備員さんが多く働いている業界です。

高齢の方が多いという事は、自分の認知機能の低下で仕事に支障が出ている、と認識している人も多いかもしれません。

 

実際に、認知機能の低下の為に仕事面での失敗をしている高齢の警備員さんもいます。

仕事面での失敗なので、指導アドバイスなどをしなければいけないのですが、明らかに認知機能の低下のせいで失敗していると分かるので、正面から指摘するのも難しいのです。

 

だからと言ってミスを全て見過ごすわけにもいかない・・

このジレンマに陥る時が結構あります。

 

よほどの大きな失敗の場合は、会社とも相談してさいあく異動する事にもなるかもしれません。

さいわい、今のところそこまでの大事にはなった事が無いので良いのですが、そこまでの大事になって異動する状態になっていない分、同じ現場で小さな失敗をフォローし続けなければならない、というのは現場で働く警備員さんたちに迷惑がかかってしまうのが申し訳ない事でもあるのですがね。

 

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