施設警備員には休憩する部屋があります。現場によっては無い所もあるかもしれませんが、多くの場合は警備専用の休憩室だったりします。その専用とも言える休憩室ですが、警備員の中には自分が使用したにもかかわらず片付けをしない者も居たりし、ほかの隊員さんの迷惑になっていたりするのです。
警備員専用の休憩室
施設警備の現場によっては警備員専用の休憩室があったりします。
これは施設の規模に関わらず、専用の部屋を用意してあるかどうかだけです。
過去にも大型商業施設の勤務の時は、地域で最大の施設だったにもかかわらず、警備員専用の休憩室は無く、あったのは狭い部屋に2段ベットの仮眠室だけでした。
休憩はそのベットに横になるか、食事は防災センター内の設備さんの休憩室を利用させてもらっていたほどです。
当然、シャワー室なども無く当直勤務でも夏場は汗でべとべとになった体でベッドに入るのです。
そうかと思えば小さな施設でも専用の休憩室があったりと、現場によって当たり外れがありました。
その専用の休憩室ですが、警備員の中には共同で利用している、という意識の無い者も居るのです。
使っても使い放しの迷惑者
警備員専用の休憩室という事は、その部屋は警備員しか出入りしていません。
その為、部屋の中にある冷蔵庫や電子レンジ、ポットなどは警備会社が用意したものです。
その備品類は休憩時に自由に使えるものとなっています。
しかし、休憩時にしようしたのであれば元に戻す、というのは別に規則でもなんでもなく、常識的なものです。
部屋の電気を点けたのなら部屋を出る際に消す、電子レンジを使用したら扉は閉める、ポットのお湯を使ったら補充しておく。
これらは別に警備員だけの規則ではなく、一般常識としての行動です。
残念な事に警備隊の中にたまにこれが出来ない人がいるのです。
警備員という業界は人材がピンからキリまで集まっています。
中には世間で云う所の常識が通用しない人もおり、そんな人達が集まっているので警備員同士でトラブルが発生する事も珍しくありません。
そんな人がいるので、共同で使用する様な備品もみな同じ様に使ってもらえない事も有るのです。
多くの警備員さんは協力的に使用していても、その中も極週数の人は
「我関せず」と使ってもそのまま、という迷惑な人も居るのです。
使用するのなら次の人の事を思って
多くの人が協力して使用してくれても、たった一人の人のせいで全体の迷惑になるという事までは分かっていない様です。
別に人が使用した後の事を気にしろと入っておらず、自分が使用したモノは自分で元に戻して欲しいと言っているのです。
前の現場では仮眠で使用した布団を片付けもせずに、そのままにしている様な人も居ました。
同じ布団を使用しているので、せめてキレイに畳んで次に使う人が気持ちよく使用できる様にしてあげるのが共同で使用する暗黙のルールだと思いませんか。
警備員という仕事をしていると、この言われなくても行動できる人と出来ない人がはっきり分かれています。
そして、その行動が出来ないという人が他の職業と比較しても多い印象です。
施設警備の警備員専用の休憩室がある現場では、この当たり前とも言える行動が出来ない人がいる事を見込んで、ある程度のルール化をするようにしています。
他の常識ある行動を取っている隊員さんたちの迷惑にならない様にする為に。


