警備員は警備報告書を手書きで書くのでボールペンの消費が激しく用紙にかかる経費も甚大である

どこの現場も同じとは限りませんが、私が経験してきた全ての施設の現場では、警備報告書を手書きで提出していました。それぞれ施設が指定した専用の用紙にボールペンで記入して翌日提出します。そのボールペンで各文字の量が現場によっては膨大で、1本のペンのインクが数か月で無くなるくらい文字を書くのです。

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警備業は報告書を手書きで書く

施設警備員はその日、業務を終えた翌日に報告書を提出します。この用紙は現場によって様々で、多くは施設側が用意した専用の用紙を使用しています。

 

警備報告書に記載する内容は、その勤務した警備員の名前やどんな業務を行ったのか、また緊急対応や事案など細かく書いています。

事案等の場合は写真も撮影して報告書へ印刷したうえで、提出している現場もありました。

 

これらすべての報告書を、ボールペンを使用して手書きで書くのです。

施設警備員に入社してからあれほどの文字を書いたのは何年振りだろうと思う程の文字数でした。

 

特に大きな施設になるほど、事案等の発生頻度も多く、いつも以上に書く事柄が増えます。

しかし、書き損じた場合は書き直しになる為、失敗は出来ません。

しかも、カーボン紙を使用する報告書もあり

 

「今どきカーボン紙使ってる!」

 

と、あまりにものローテクに驚いたものです。

報告書にしても、パソコンを使用して手書きを止めれば良いのにと何度思った事か。

文字数が膨大でボールペンの消費もすごい

警備員になって型ボールペンで文字を書く機会が増えました。

今まででもボールペンを使用する事はありましたが、その書く量がハンパないです。

 

警備報告書を書き終えると、手が痛くなるほど疲れます。

報告書も合計3~4枚もあり、全て手書きなのです。

 

しかも失敗できないので、報告書を書いている時は想像以上に集中しています。

 

そんな手書きですが、ボールペンのインクの使用量もすごく、1本のボールペンのインクを数か月で使い切ってしまうのです。

今までボールペンなんて、一度購入したらインクが固まって使えなくなってしまう位、使う機会が無かったというのに、まさかインクを使い切ってしまうなんて初めての事でした。

 

これが、初めの頃は警備員さん全員が自腹でボールペンを用意していたのです。

報告書は経費だがボールペンは自腹

その現場ではある時期まで、警備員さん個人がボールペンを用意しており、警備報告書を書くのに自分のボールペンを使用していました。

その為、数か月で新しいボールペンを用意しなければならず、見かねてクライアントに相談しに行き、何とかボールペンをクライアントが用意するという事になりました。

 

ボールペンは100円ショップへ行けば、数本を100円で購入する事も出来ます。

しかし、さすがに安いだけあって直ぐにインクが切れてしまったり、ひどい場合は初めから書けない物もあります。

それならば1本100円の物を購入するとなると、個人の金銭的な負担が多くなってしまいます。

 

業務として使用しているのに、自腹で購入するのかおかしいという事で、クライアントに相談し経費として手配していただく事となりました。

それ以降は、報告書もボールペンもクライアントの経費で手配していただけるようになりました。

 

しかし、一番良い解決策は警備報告書そのものをパソコン入力にし、印刷したものを提出という形にしてもらえると良いのですがね。

 

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