高齢の警備員さんを見ていると中にはその日ただ居るだけで1日終えている様な人がちらほら見受けられる

人間歳を取ると無気力になって、何もせずただボーっとしている人も居たりします。これは別に悪い事ではないのですが社会人ともなると話は別です。高齢の警備員さんの中には、出勤はしているのですが特に何もせず気も付かず気にもせずただ居るだけ、の様な人も少なくないのです。

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警備員が気も付かず気にもせず

高齢の警備員さんを見ていると、その日ただ出勤してきて特に何もせず、決められた出入管理業務をして巡回をし、時間が来たら帰る、という人がいます。

一見別に悪い事でもない様に見えますが、警備員であれば

 

周りに気を配り、異常が無いか警戒し対応する

 

という行動が必要な職業です。

周りに気を配らずボーっと歩き回ったり、出入管理業務で来訪者に正しい記帳を促したりと、ただ居るだけでは警備員としての責務を果たしているとは言えません。

 

しかし悲しい事に、施設警備業務をしていると周りに気を使ったり警戒をしなくても、それらの業務が果たせてしまう現場も有るのです。

比較的ラクな現場では、そういったただ居るだけで1日が終わっても何の問題もな様な現場も多く、そんな現場でも気を使い警戒を怠らない警備員さんがミスのカバーをしているという状況も少なくありません。

頭数を揃える為にただ居るだけ

受付で来訪者が間違った書き方をしても知らん顔。

その間違いに気付いた隊員さんが修正をします。

また、業務用の用紙が足りなくなった時、気付くのは周りに気を配れている警備員さんで、気の付かない警備員さんは毎回必ず同じ人。

 

元々気が付かないので何も知らないのか、自分には関係ないと思っているのか、そういった人に高齢の警備員さんが多い傾向にある様に感じます。

警備員は配置人数が決められているので、毎日ちゃんと仕事に出てきてくれるというだけで十分貢献しているとも言えますが、警備員として仕事をしている以上は、せめて周りに気を配り「気付ける人」として貢献もして欲しいのです。

 

人間歳を取るとどうしても認知機能が低下し、気を張ったり気を配る様な行動が苦手になってきてしまうのは仕方ありません。

しかし、警備員として働く以上はそういった行動を取る努力を心掛けて欲しいですね。

個人差があるのでアクティブな人も居る

そうかと思えば、同じ年齢にも拘らず仕事に対してアクティブな高齢の警備員さんもいます。

彼らは年齢の割に若い警備員と同じくらいの気を配る事が出来、周りに気を遣う事も出来ます。

 

装備品類に問題があれば報告したり時には自分で修理したりと現場に大きな貢献をしている高齢警備員さんもいるのです。

同じ高齢の警備員さんでも、この人が居て良かったと思える人と、出勤はしているが特に周りの変化に気づく事も無ければ、逆に何もしなさ過ぎて他の隊員さんに負担を強いてしまっている、という人もいます。

 

結果的には両者とも、仕事に穴をあける事無くちゃんと出勤しているので何も問題は無いのですが、ここまで大きな違いがあるとついできない方の警備員さんに目が行ってしまうものです。

 

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