警備員の制服は機能性ゼロ

細密巡回をしていて冬服では少し暑くなってきました。冬が終わり春が近づくにつれて冬服では巡回もきつくなってきます。この制服ですが明らかに機能性に適していないと感じます。センスも機能性もない・・こんな制服何とかならないのでしょうか。

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細密巡回時は動きやすい服装が一番

施設警備員は細密巡回という業務の中で一番活躍する時間帯があります。

暇なこの現場でさえ、ちゃんと細密巡回があり警備員さんたちも真面目に巡回しています。

 

先日、私が細密巡回をしていた時、冬服で見回るには少々きつかったです。

季節が冬から春に近づき、建物内を動き回るには冬服では気温が高すぎるようになってきました。

警備員が冬服を着て問題なく行が出来るのは、出入管理でじっとしている時か、比較的大きな動きのない店内巡回くらいでしょうか。

 

ネクタイを締めてシャツを着込み、その上に冬服を着て苦痛さを感じないのはその業務位です。

あとは、外を歩くには冬服だけでは寒すぎますし、細密巡回の時では身動きがとりにくいのです。

この仕事をするにはとても見合っていない冬服はきっと現場で働く警備員の声を取り入れていない状態で作っているのだと思います。

警備員の制服は機能性を考慮されていない

警備員の服装は、警察官の制服に似せた感じで作られているものが多いですよね。

見間違うほど似ていてはいけない、という警備業法があるのでデザインやカラーがそっくりな制服はありません。

しかし、なんとなく似ている・・というデザインにしているので恐らく制服を着てどんな動きをするのか、という事までは考えていないと思うのです。

 

デザイン重視、これが細密巡回をする時の弊害になっているのではないでしょうか。

更に、警備会社の制服は一度決めたらなかなか変更する事が出来ません。

これは公安委員会に届けを出す事で、そう何度も変更する手間が大変な事と、制服を何度も変更するお金がない事だと思います。

 

数百人もいる警備員の制服を、時代に合わせてそう何度も変える事はなかなかできません。

少なくとも今所属している警備会社では、数十年前のデザインの制服のまま変わっていないと思います。

いま、身の回りで数十年前の服を持っている人はなかなかいないと思います。

私服でさえ、多少の流行で着ている服を替えるのに何十年も前のデザインの服を着るのは周りから見ると違和感を感じると思います。

 

デザインが変わらない方が会社を覚えてもらいやすい・・

 

という意見もあるかもしれませんが、色やデザインを多少今風に変えても一般の人は気づかないと思います。

警備会社によっては格好いい制服もある

前の警備会社も、今の警備会社も制服のセンスは時代に合っていないと思います。

私は服にはそれほどこだわりませんが、そんな私が見てもダサいと思うのです。

なので、普通の人から見たらその酷さは相当なものだと思います。

 

そんなセンスのない警備業界の制服ですが、中には私が見ても「お!」と思うようなデザインの制服もある事でしょう。

まあ、私の周りの地域ではそう感じる警備会社の制服は残念ながらありません。

しかし、ネットなどで探すとそれなりな警備会社の制服もちらほらあったりします。

あれって、比較的新しめの警備会社でデザインも最近なものなのでしょうかね。

 

酷い会社だと、経営者がデザインに口を出して昭和のノリの制服の出来上がり、という所もありそうです。

どんな人材が欲しいのか分かりませんが、少なくとも若い世代の人間が欲しいと思うなら、彼らが「格好いい」と感じて応募してくるのを狙ったデザインにしないと寄り付かないと思いますが・・。

仕事もキツイだけで制服もダサい、これでは人は集まりません。

ダサいと思いつつ入社した私が言うのも何の説得力もありませんが・・。

 

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