今物価の上昇の為に買い物をするのに苦労されている警備員さんも多いのではないでしょうか。給料の低い警備員としては昼食代が500円を超えると「高い」と感じる人も少なくないと思います。今の現場の警備員さんを見ていると1回の食事代は500円から1,000円位な印象があります。
警備員の食事代は高い?
警備員の食事代は高い、というイメージは感じた事は無いでしょうか。
食事は誰でも同じ様に、また似たものを食べていますが、警備員に限っていうと稼ぎに対して高い、という意味になります。
警備員は他の職業と比べて余り高給ではありません。
しかし、食事の時に購入し食べる弁当は皆同じで、コンビニで購入するにも警備員でも警備員以外の人でも同じものを買い、同じ物を食べています。
稼ぎが少ないので1回に購入する金額が高く感じる、という事です。
多くの現場で仕出し弁当を頼んできましたが、どこの弁当屋も大体平均して500円位でした。
ここ数年で、材料費の高騰という事で数十円の値上げをしていましたが、田舎の地域での仕出し弁当は500円前後が普通です。
しかし、薄給の警備員からするとこの高騰はかなり痛手です。
毎日の食事に掛かる金額が上がっても、警備員の給料は上がりません。
食費だけが毎年上がっていくのです。
こんなではいつかお弁当一つ1,000円の時代がやってきてもおかしくありませんね。
無駄な買い物の多い警備員
先程警備員の1回の食費が500円から1,000円と紹介しましたが、これは仕出し弁当を頼まない警備員さんや、仕出し弁当以外にコンビニで夜食などを購入している警備員さんの事を指しています。
当直勤務などの警備員さんは1回の食事だけで仕出し弁当を頼めず、夕食や夜食を自分で用意しなければいけません。
その為、出勤前にコンビニなどに寄り夕食や夜食を買うのです。
そうなると、昼の仕出し弁当以外にもお金がかかる為に、500円以上必要となるのです。
以前にコンビニで食事を買ってきた警備員さんの袋の中を見せてもらった事がありましたが、明らかに
「無駄な買い物が多い」
という印象でした。
ドリンクはお茶だけに留まらずジュースなどがあり、夕食用の弁当以外にも袋菓子が2~3個入っていました。
「仕事の度にこんなに食べてりゃ、そりゃ太るわな」
という内容でした。
自分のお金で購入しているので、何を買おうか自由ですが、警備員に太っている人が多い、という全国的な通説がその袋の中に凝縮されていました。
食べるという行為は習慣化しやすい、と個人的に感じています。
必要のない間食を一度始めてしまうと、その時間になると何か食べたくなるものです。
そこで我慢できれば習慣化する事はありませんが、数回続けてしまうと止められなくなります。
そしてそれが積み重なって肥満化していくのです。
一人暮らしの警備員さんは特に、稼いだお金の使い方が自由なぶん、間食の習慣化が顕著だと思います。
警備員は稼ぎが少ない、と言われている中、意外と無駄な買い物をしてお金が無い無い、といっている警備員さんは多いのです。
今後は更に食事代が高騰する
ここ数年で、仕出し弁当の金額もだいぶ上がりました。
以前は500円以下で提供していた会社も、今では500円を超えています。
詳しくは知りませんが、お弁当業界は薄利多売な業界な為に、注文が減れば会社はつぶれてしまいます。
お弁当の金額が上がる事で「じゃあコンビニで買うか」と注文を止めてしまい、注文が減る事でお弁当屋が無くなってしまうかもしれません。
だからと言って材料費が高騰しているので、値上げをしない訳にもいかず苦労されている様でもあります。
今後はさらに値上がりをする事で、600円、800円と上がりつづけ、いつか仕出し弁当1,000円なんて日も来るかもしれません。
これで一番困るのは、何年働いても1円の昇給も無い警備会社に勤めている警備員さんです。
警備員は最低賃金で働き、昇給も無いという企業が少なくありません。
そんな警備員さんが、上がり続けるお弁当の金額にいつかついていけなくなる日がやってくるかもしれないのです。
その時は、コンビニのお弁当も同じ様に高くなっているでしょうし。
それまでに、最低賃金若しくは給料アップしてくれると良いのですがね。