警備員の仕事をしている最中に事故に巻き込まれてケガをしたり入院した事のある人は実は意外と少ない

今まで施設警備の仕事をしてきて業務中に大けがを負ったという人は一人もいません。よく警備員の仕事をしていると不審者と対峙して捕まえる為に取っ組み合いになるの怖くないの、とかいう話を聞きますが、商業施設で勤務していても暴れる不審者を取り押さえた事は過去にありましたが、こちらが特にケガをするほどではありません。

スポンサーリンク

不審者を取り押さえる事は実際にある

施設警備員が業務中に大きな事故に巻き込まれてケガをするような事はよほどありません。

私だけの例でいえば、10年勤務して不審者を取り押さえたのが1~2回あるかどうかです。

 

商業施設に勤務していた当時、やはりああいった場所は色々な人がやって来るので、中には不審者と呼ばれる様な人もやってきます。

施設内のルールを何度お願いしても聞き入れてもらえず、最終的にはクライアントの指示のもと施設の外へ出ていただくようお願いしてもこれも聞き入れてもらえず、押し問答をするうちに、相手が一人の警備員の肩を押した事で取り押さえるに至ったのです。

 

この様な出来事は、今まで10年以上勤務していても1~2回あるかどうかの出来事でした。

この頻度が多いか少ないかで云えば、恐らく少ないのではないかと思います。

配属先の現場にもよりますが、施設警備員として勤務していてずっと何事も起きない様な現場があるかと思えば、血の気の多い地域の商業施設などでは、警備員と不審者の取っ組み合いはもっと発生していそうな感じはしますね。

警備員は複数人居るのでそこまで大ケガはしない

警備員と不審者が取っ組み合いになっても、警備員の方はそこまで大きなケガになる事もないともいます。

まあ、不審者側は暴れた事で何かしら負傷する事があるかもしれませんが、何も相手に傷害を負わせようとしてなったわけではないので仕方ないともいえるでしょう。

 

警備員側は複数人で対応に当たる場合が多いので、取り押さえる際にそこまでケガに気を付ける心配はありません。

まあ、一人に対して大勢で制圧するのに多少の抵抗があるくらいですね。

 

警備員になる前は、不審者などに対して体を使って対応するのかと不安な気持ちはありましたが、実際警備員になって業務に就くと驚くほど体を使った対応なんてありませんでした。

施設警備員になって、業務として相手に対してお願いをする流れで、どうしても聞き入れてもらえなくなったり、相手が犯罪行為をした時などは、特に警備員が体を使って実力行使するような事は無く、速やかに警察へ連絡するのが殆どです。

 

施設警備員の最後の対応は殆どそこへ行きつくので、体力に自信の無い様な人でも十分に務まりますね。

殆どは何事も無い日常が過ぎていくだけ

この様に施設警備員は武道や体術に心得が無くても十分に務まる仕事です。

私も昔は、警備員になるにはそれなりに人並み以上に体力が必要だったり、何かしらの武道の経験者でないとなれない様な印象を持っていましたが、じつはそうではありません。

まあ、確かに何もないよりは何かしらの段や級でもあれば採用される確率は上がると思いますがね。

 

そして施設警備員の現場にもよりますが、警備員としての業務の大半は何事も無く過ぎていくのが普通です。

警備員は非常時に活躍する職業でもあるのですが、施設内で毎日緊急事態に追われる様なトラブルなんて日本に居たらそうそう起きるものではありません。

 

殆どが平和な日ばかりです

 

その代わりひとたび緊急事態が発生すれば、警備員は全力で人や財産が守れるような行動をしなければなりません。

普段は店内をただ歩き回っているだけの仕事に見えますが、肝心な時役に立てるように技術は磨いておく必要はありますね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク