警備員は太るべくして太る職業です。業界内には太った警備員が大勢いますが、それには理由があります。そしてここの現場もその理由にバッチリ適合している現場です。1か月勤務してきて、ここの現場も太る条件が揃っていると確信しました。
業務中動く事が少ない現場
施設警備員は現場にもよりますが、警備室で出入管理をする機会が多いです。
中には交代で店内などを巡回している所もありますが、そこでも防災センター前などで立哨する場所があります。
今まで10年以上施設警備員として勤務してきて、必ず立哨する現場はありました。
そして今の現場でも・・
警備員が24時間の間で仕事をしていると、立哨していたり、警備室内で椅子に座っている事が多いです。
要するに「体を動かす機会が少ない」のです。
前の現場では出入管理は座哨で、巡回の様な体を動かす機会があってもそれ以上に長時間座ったままの方が長かったですね。
そのおかげで、普通に食事を3食取っていてはカロリーオーバーで体重が増えてしまいました。
座哨している時間が長いと暇な時間が出来てしまい、間食をしてしまうという悪循環に陥ります。
あの現場に配属して体重が増えた隊員さんの多かった事・・。
警備員と一言でいっても、現場によって運動量は全然違いますね。
仮眠時間の少ないスケジュール
また、24時間の勤務では仮眠時間が与えられています。
「寝られる」といっても24時間のうちせいぜい4時間程度。
これは経験者しか分からないと思いますが、実際4時間も寝られません。
勤務を終えて仮眠時間がやって来ても
・緊急対応などで仮眠時間が短くなる
・着替えやシャワーなどの寝る準備
・起床後の業務準備のための準備
まあ、現場に寄りますが今までの経験上きっかりの時間には寝られませんし、起床時間の2~30分前には起きて、次の業務の支度がある為実際は3時間も寝られれば良い方です。
人間、睡眠時間が少ないと体に様々な悪影響が出ます。
聞いた話では、睡眠時間が少ないとストレスで食欲に影響のあるホルモンが増える様で、そのために食べる量が増え、体重の増加につながるようです。
ストレスそのものが体重の増加にもつながるようですし、睡眠不足は何一ついい事はありませんね。
警備員に太っている人が多いのも、ある意味職業病だという事です。
食べ物を販売しているお店が近くにある
警備員が勤務する施設には必ずと言っていいほど近くに食品を扱うお店があります。
時間帯で営業していない場合もありますが、日中待機時間中には買い出しに行けるので、昼間に購入した食品を夜中に食べる事が出来ます。
今までの現場では大抵の警備員がこのパターンに嵌まっていました。
上番前にコンビニで買ってくるという事も出来ますが、お店が近くにあっていつでも買いに行けるというのは魅力的です。
待機時間の時にお店に行って、夜中に食べたい食品を買う・・。
こんなことを毎回繰り返していたらそりゃ太りますよね。
しかも、日頃から寝不足で食欲が強化されていたらなおさら。
こんな環境下で毎日仕事をしている施設警備員は、余程の意志がない限り食に対する欲求に抗えません。
そして今回の現場も近くにコンビニがあり、いつでも食べ物を買いに行ける環境、さらに仮眠時間も前の現場以上に少なく太る条件は揃っています。
これは余程頑張って食べないように努力しないと、今以上に太ってしまうでしょう。
施設警備員として日々頑張っている方は、なるべくして太る環境に居ますが、太るのを避けたいと思っている方は、寝不足と、食べ過ぎには十分注意しましょう。
・・どちらも警備員をやっている以上、避けられない事かもしれませんが。