出入管理の受付場にあるボールペン、これは普通ならクライアントが経費として負担するはずですよね。しかしこの現場では、警備員が自分の財布から購入したボールペンを用意したりします。たまにはクライアントも手配してくれるのですが「たまに」では無くて必ず用意して欲しいです。
業務に係わる備品の手配
施設警備の出入管理でファイルやノート、ボールペンなど受付の業務には必要なこれらの備品・・
通常なら全て、クライアント側が用意するものだと私は思います。
いや、私だけでなく世の中の施設警備員の方が勤務する現場ではむしろ当たり前なのでしょうかね。
しかしこの現場ではその当たり前が当たり前ではありません。
ファイルや書類などはクライアントが用意していますが、記入時に使用しているボールペンは必ずしもそうではないのです。
ボールペンは受付場が忙しい現場程、インクが無くなるのは早くて替えが必要になりますね。
この現場ではそれほど忙しくはないので、数か月に交換が必要になります。
そのボールペンですが、実は
警備員がお金を出して替えのボールペンを用意する事があるんです。
毎回な話ではなく、ちゃんとクライアントが用意してくれる時もあります。
しかし、ボールペンが無くなりそうになり替えのペンを下さいと言っても
「注文してもすぐには来ないのでありませんね・・」
と言われる時があるのです。
いやいや、そこにあるペンでも良いので下さいよ・・
受付場ではボールペンが無いと入館できないんですよ?
その為、そんな時は警備員が自分で持っているボールペンを受付場に提供したりします。
もう、クライアントはボールペンですら経費を削りたいのかと思ってしまうほどです。
クライアントは経費を削りたい
いや、もしかしたら本当にボールペン代すら経費を押さえたいと思っているのかもしれません。
警備員に交換をねだられても断って、もし経費が浮いたなんて思っていたらとんでもないですよね。
ボールペン代をケチって喜んでいたら、出入管理でお客様からペンが無いとクレームが入るかもしれないのですから。
必要のない経費なら削っても問題ないですが、施設を運営する為に必要な経費を削るのは間違っていますよね。
その経費を出さなかった事で、警備室ではどんな状態になっているのか分かっているのでしょうか・・
警備員が自分で稼いだお金で買った個人のボールペンを、受付台に記入用のペンとして提供しているさまを・・。
個人が用意する備品代
結局、クライアント側が出してくれなかったボールペンは無いままには行かないので、警備員の誰かが自分のボールペンを受付台に出します。
これはその時に気が付いた人がやっていて、いつの間にか誰かが犠牲になっている状態です。
勿論私も以前だしたことがあります。
最近では警備員が自腹を切ってボールペンを出す事も無く、クライアントさんがちゃんと用意してくれています。
しかし、今受付場にあるボールペンは警備員の誰かが提供してくれたボールペンです。
前回、警備員が自腹を切って提供したボールペンがとうとうインク切れになりそうなので、先日替えのボールペンを下さいとお願いしたら、何本か頂くことが出来たのでこれで暫くは警備員の誰かが自腹を切る事もなさそうです。
本当はこれが当たり前なんですけどね・・。