この現場のクライアントの警備担当の従業員は数年で担当が代わります。今はまだ交代していませんが、過去の担当の方と比較するととても警備員の仕事に親身になって頂いています。今まで4人くらいの担当の方とお仕事をしてきましたが、一番仕事がやり易いと個人的には思っています。
警備担当の異動は当たり外れがある
施設警備員としてクライアントの警備担当というポストは現場によって様々な形があると思います。
商業施設ですと、設備担当の方全員が対象になるのかな・・。
この現場では、一人警備担当といういわば窓口的な担当者がいまして日々警備員の業務の報告をこの方に報告しているのです。
業務に関する事や、お客様の問い合わせ、緊急時の連絡先など・・警備業務に関するあらゆる伝達をする担当になります。
警備担当のポストは数年で交代しているようで、今までの担当者を見ても人選に一貫性はありません。
女性であったり男性であったり色々です。
で今の担当者ですが、これまでの担当者の方と比較すると(警備員のくせに比較だなんておこがましいですが・・)
一番仕事がやりやすいと感じています
私との相性もあるでしょうが、担当の方の警備の仕事にどれだけ関心があるかによって変わります。
従業員の方は自分の仕事をやりつつ、警備担当の仕事も兼任されているようで、本来の自分の仕事を重視している方だと、余り警備員の業務に構ってもらえません。
しかし、自分の仕事プラス警備の業務もこなせるような方だと、警備の業務に関心を向けていただけるのです。
これが警備員側からすると、当たりと外れの基準になるのです。
警備員の仕事の能率は担当次第と痛感
いままで、4人程度の警備担当の方とお仕事をしてきました。
冒頭にもあったように今の担当の方が、過去最高だと思います。
要するに
自分の仕事も警備担当の仕事もちゃんと両立出来ているのです。
警備員の業務に関心があると、改善点や不満点など話し合うことが出来、結果警備員の業務改善になり、我々の仕事が効率化されます。
今まではそういった所まで手が届くことなく、次の担当者へ交代してしまい、警備担当の仕事に慣れる事にはまた交代の年が来て・・という具合でした。
今の担当の方に代わって、我々の業務がいくつか改善され隊員皆、仕事が楽になった個所もいくつかあります。
これらを見て
「ああ、警備担当はこうあるべきだよな」
と痛感したものです。
今までの担当者の方は別に人が悪いわけではないのですが、どうしても仕事が追い付いていない・・という感じであったのです。
担当が厳しいと警備員も引き締まる
警備員の仕事に目を向けていただけるという事は、悪い言い方をすれば
「警備員のだらしない部分も見える」
という事です。
いままで、出入管理で座哨中に帽子もかぶらずにボーっとしていた隊員の指摘をいただいたり、正式な書類である報告書の字が汚い・・という世の中の警備員さんが聞いたら当たり前な事なのに、それすら出来ない警備員がいるのです。
その当たり前を今まで見る事の出来なかった警備担当の方々でしたが、今回の担当さんはそこまで目が行き届くのです。
悪いのは我々警備員なので「ごもっとも」と姿勢を正すしかありません。
もちろん、今までちゃんとしてきた隊員さんもいるのでそういう隊員さんは何も恐れる事はありません。
警備担当の方から見て、あまりに目に余るようなとある警備員に対して「この現場に要らない・・」とまでアフレコで話していただいた事も有るので私としても身の引き締まる思いです。
さんざん指摘して来て改善が見られないと、その隊員は本当にこの現場から外されてしまうかもいしれません。
そこまで崖っぷちな状態をその警備員さんは気づいているのでしょうか・・。