どこの施設警備の現場でも自動ドアの不具合の発生頻度は多いと思います。自動ドアは施設内で一番人の行き来が多い場所であり、その為故障も多いのです。この自動ドアの故障ですが、警備員にも直せないものかと奮闘した事があります。まあ、結局無理だったのですがね。
設備の中で不具合の多い自動ドア
先月勤務先の施設内の自動ドアが壊れました。
自動ドアが壊れると言っても原因は様々で、ドアの数だけ故障内容が違うと言っても過言ではない程です。
それこそ警備員でも復旧できるものから、原因も分かっていても警備員では直せないものなど様々です。
現場の建物内にある設備の中で、一番故障頻度が多い物が自動ドアなのではと思うほどです。
過去に自動ドアの不具合があった時に、先輩警備員から教えて貰った事があります。
自動ドアに不具合があった場合は、一度電源を切ってレール内の砂やごみを取り除いてから電源を戻すと直る事がある。
実際にその目の前でやって見せられて直った事がありました。
全てがこの様なやり方で直るわけではありませんが、まずはやってみる価値はあると思います。
自動ドアの不具合は、お客様から声を掛けていただいて知る場合や、巡回中に気づいたりと、施設内の関係者としては警備員が一番初めに立ち会う事が多いのです。
警備員が初めに対応する場面が多い
施設内で勤務していると、何かトラブルがあった時、一番初めに駆けつけるのは恐らく警備員です。
小さな出来事や大きな事案まで、警備員がその現場へ一番初めに行く事になるでしょう。
施設内で一番不具合の頻度の多い自動ドアに、一番初めに駆けつける警備員は設備に関する知識が無いので、はがゆいものがありますよね。
そんな時、開店や閉店時に自動ドアの操作をしているのなら電源を入り切りするくらいは出来るでしょう。
警備室へ予め連絡しておいて電源の入り切りの許可を得られれば、やらない手はありません。
お客様の安全を確認したうえで一度トライしてみましょう。
まあ、それでも直らない事がほとんどでしょうが。
原因か分かりにくく警備員では直せない
自動ドアは電気的な設備なので、何が原因で不具合が発生したか警備員には分かりません。
電源の入り切りで直ったのも偶然動いただけで、根本の解決になっていない事が殆どでしょう。
センサーが壊れているのか、ドアのレールが壊れたのか、施設内の設備担当でもわからない場合が多いです。
大抵は、自動ドアの業者へ連絡して後日確認しに来る場合が殆どだと思います。
現場の設備さんでもおおよその原因は分かるでしょうが、それもそこの設備担当のレベルで全く判断が違います。
自動ドアはとても便利な扉です。
手に触れなくても近寄っただけで開くのです。
しかし電気で動く設備なので、壊れると建物の出入りが出来なくなります。
開けっ放しにするわけにもいかず、中々対応の難しい物でもあったりします。
施設警備員としてやれる事は、もし不具合を発見したら少しでも早く設備担当へ報告する事です。