ドアノブを持つ手は右手か左手か

細密巡回をしている時に各部屋に入ります。部屋に入る際に気を付ける事があったりしますが、その中で扉を開ける時にドアノブを持つ時どちらの手で回していますか。そこまで考えて開けている人は少ないと思いますが、今回は右手か左手かというどうでも良い疑問についてのお話です。

スポンサーリンク

巡回時に部屋に入る時

細密巡回時に各部屋を見回ります。

その際に扉のドアノブに手を掛けて部屋に入るのですが、どちらの手で開けて入っているか気を付けている人は居るのでしょうか。

 

巡回の周り方や、部屋の扉のドアノブの付いている位置、施設の構造によって全くバラバラですが、警備員として勤務に就く人は現場が変わると今までとやり方が全く変わってしまいます。

今までは時計回りで見回っていたのに、新しい現場は反時計回りでの巡回であったり、前の現場の部屋の地ビラのドアノブは右側に付いていたのに新しい現場は皆バラバラだったりと、現場が変わるとやり方も変えなければなりません

 

施設警備員は勤務地が変わるとまた一から覚えなおしになる事が多く、初めの内は結構神経を使いますよね。

そんな新しい現場で自分の巡回のスタイルを変えなければならない時に、ドアノブを持つ手も変えなければなりません。

 

右利きの人は右手でドアノブを回したり、ドアノブが左側に付いているので左手で回さなければならないかもしれません。

しかし、そもそもドアノブを回す手は、警備員の巡回の規則というものがあるのでしょうか。

警備の指導の規則には無い

警備員の規則として、巡回時にドアノブを回す時は右手もしくは左手で・・なんて言う決まりはありません。

細密巡回をしている時に部屋に入る時、ドアノブで注意する事は

 

部屋の中に不審者がいないか様子をうかがいながら静かに開ける

 

というくらいでしょうか。

そもそも部屋の中に不審者がいる場合にドアノブを静かに開けるのは、こちらの存在に気づかれずに警備員が不審者よりも先に相手を見つかる事が出来るようにする事だと思いますが、普段からその事に気を使いながら部屋の扉を開けて巡回している人がどれほどいるでしょうか。

 

万が一、部屋の中に不審者がいるかもしれないという意識を持ってドアノブを開けるよう心掛けて欲しいものです。

そして、そのドアノブを空ける時は静かに開ける、というだけで別にどちらの手で開けても問題ありません。

様は不審者に気づかれないよう静かに開けられる方の手で良いのです。

そうなると恐らく利き手の方が良いのかもしれませんね。

 

ここでは右手が利き手だとして、右手でドアノブを開けるとします。

という事はカギを開ける手はどちらですか。

また、懐中電灯や巡回時に必要な装備品を持っていた時、どちらの手で持ちますか。

巡回中に装備品を手に持つ

細密巡回中では、色々な装備品を持って見回っている場合が多いです。

ちなみに私の所の現場では、巡回キーと懐中電灯だけです。

 

これが現場によっては巡回の記録をする為のバインダーなどを持っているかもしれませんね。

施設警備員が細密巡回へ行く時は意外と装備品があって大変です。

余程手ぶらで見回る方が少ないのではないでしょうか。

部屋に入る以上巡回キーは必要ですし、真っ暗なエリアがあるのなら懐中電灯は必須です。

 

そんな時に、息をひそめながら部屋の鍵を開けて、部屋の扉を開ける時両手がふさがっている可能性も十分あります。

右手で鍵を開けて、カギをキーケースに戻して。左手では懐中電灯とバインダーを持ったまま扉を静かに開ける・・

なかなか大変な作業です。

 

現場によってはカギを開けて部屋に入る動作が何十か所もあるかもしれません。

同じ事をひたすらゆっくり繰り返すなんて動作は、途中からもどかしくなりますよね。

そんな時に派手に懐中電灯を床に落としでもしたら、今まで静かに行動していたのが台無しです。

 

こんな事を毎日していたら、ドアノブを右手で開けるか左手で開けるかなんてどうでもよい事になります。

警備の規則でドアノブ必ず〇〇の手で開ける、なんて決まりが無くて本当に良かったと思います。

 

ウチの現場では、順路も決まりは無いし、カギを開けて入る部屋もほとんどないので本当に楽をさせていただいています。

部屋に入る時は基本の動作を忘れずに、不審者とバッタリなんて事にならないように注意しましょう。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク