座りっぱなしでお金が貰えてすみません

よく警備員経験者の人がネットなどで「警備員の給料は安い」だとか「警備の仕事で楽なトコはない」と言っている人がいますが、全国の警備の仕事をどれだけ渡り歩いて経験したのか知りませんが、私から一言「楽な現場はあります、私の居る所がそうです」

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楽な現場で働ける有り難さ

ネットでたまに見かけるのですが、警備員の仕事はどこもきつい所ばかりで、楽な所なんてありはしない。また、どこも給料は安い所ばかりで生活できない。

などとどれだけ警備業界に所属して、全国にある警備の現場をどれだけ見て来たのか知りませんが、偏った発言をしている人を見かけます。

私は今まで数社の警備会社と、10ヵ所近くの施設警備の現場を経験してきましたが、明らかに

 

「楽な現場は実際あるし、その気になれば月40万円以上稼げる現場を知っています。」

 

要するに、自分が経験した1か所か2か所だけの現場で「全ての警備の現場」を理解したかのような発言をしているのです。

私も多くの先輩警備員と比べると、まだまだ若輩者ですが、それでもキツイ現場と楽な現場があるのは知っています。

 

そんな楽な現場で働いていて、お金がもらえるのと、過去に苦労して勤務した所業施設の現場で貰う給料は同じお金です。

楽をしてもらえるお金が汚い、というわけでは無いですが、当時と比べると、今ではこれだけ楽なのにお給料がもらえて良いのかな、となぜか罪悪感の様なものを感じてしまうほどです。

楽でも忙しくても同じ警備員

楽な現場で働いてもらえる給料と、苦しい思いをしてもらえる給料は同じです。

しかも、施設警備員という同じ警備員にもかかわらず同じくらいの給料を貰えて、どちらかと云うと今の楽な現場の方が高い給料を貰っているかもしれません。

 

これは、警備会社勤務する現場により金額が変わってくるので、給料の金額目当てで警備の仕事を探しているのでしたら、勤務先の仕事の負担と求人の提示している給料の額をしっかり確認した方が良いです。

 

いざ働いてみると、勤務時間が長いだけで時給1,000円計算だった、とか金額には納得したが、業務内容はハードだわ残業込みだから給料がたかくなっているだけだったとか、警備会社側も巧妙な場合があります。

いざ入ったが

 

「思ってたのと違う」

 

なんて事にならない様に、きつい職場や安い給料に騙されない様にして欲しいですね。

貰える給料は同じでは無いし理不尽

警備員の仕事場は本当に、ピンからキリまであります。

経験の無い人が厳しい所へ入社すると

 

「うわ、やっぱり警備の仕事はどこもキツいんだ」

 

というレッテルを貼られてしまいます。

しかも給料まで安いと、どこの警備会社も同じように「安い」という決めつけをされてしまいます。

施設警備の現場のどんな勤務先がきつくて、どんな仕事内容が楽という知識も無いのに全てを決めつけられるのは心外です。

 

しかも、キツいからいい給料が貰えるとも限りませんし、楽な現場でしかも給料が良い、なんて処はごろごろあります。

ただそれを世間に知られていないだけで、おいしい思いをしている人は大勢います。

そんな現場の求人が表に出ていないだけで、文句を言っている人は安い給料でこき使われるキツイ現場の求人に引っかかっただけなのです。

 

楽な現場で働きたいのであれば、求人をよく観察するか、楽そうな現場で仕事をしているビルの警備員さんに聞くなどするか手はあります。

私の現場の所の様に、楽でそこそこの給料が貰えるのに、警備会社のヘタクソな求人の出し方のせいで、ここ1年人手不足です。

 

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