ここ数日、新しい環境という事もありまだまだ自分たちの働く施設の事をよく分かっていないな、という出来事がありました。〇時から〇時は機械警備が掛かっているから扉を開けてはいけない・・こんな初歩的なミスをしてしまうほど、まだこの現場に不慣れなのです。
警備員が機械警備の場所を理解していない
先日、設備の方から
「〇〇で発報していたけど、あそこの扉は開けられては困るよ」
とやんわりお叱りを受けました。
ここの現場はまだ来たばかりで、機械警備の入っている場所をしっかり覚えていません。
情けない話ですね。
発報させてしまった隊員さんは、どうやら自分が発報させている事に気がついていない様で、次の勤務の時に話さなければなりません。
そうしないとまた夜中に発報させてしまい、今度は設備の方もやんわりとはいかないかもしれません。
警備員が新しい現場で仕事もスタートしているのに、なぜ機械警備の場所を把握していないかというと・・
ここは設備の方が機械警備を管理しているからです。
いや、こんな現場もあるんですね。
ローカルシステムに関する事から自火報盤まですべて、警備員でなく、設備の方がやっているのです。
警備員は出入管理と、細密巡回です。
うん、細密巡回があるのに機械警備を管理しないだなんてこの先、夜中に発報したら帰宅した設備の人どうするんだろう・・
機械警備は何も警備員だけの仕事ではない
機械警備や、自火報盤など一般的に防災センターの中や警備室にあるようなものを、ここの設備の業者の方が管理しています。
我々警備員はその部屋に入る事なく、出入管理と夜中の細密巡回をするのです。
夜中に細密巡回をして、万が一発報させたらどうするのでしょうか・・
いや、もうすでに発報させてしまっています。
ここでは余程自火報盤などでない限り、扉などの誤発報はブザーだけ止めて朝までそのままです。
まあ、警備員から見て、自火報盤の対応はちゃんと緊急連絡網で報告する仕組みが出来ているので大丈夫かな、と思います。
しかし、自火報盤や各出入り口の機械警備の操作は教えて欲しいな・・とおもいます。
我々も完璧な人間ではないのでミスもします。
その時に、何もできない・・では困るからです。
機械警備の場所を知らなくても巡回は出来る
今のところ、機械警備の掛かっている場所を隊員全員は把握していません。
私は設備の方の部屋に入る事があった時に、監視盤を確認させていただいたので、どこに機械警備がかかるか、なんとなく知る事が出来ました。
しかし、他の隊員さんは把握していないので、細密巡回の時に不用意に扉を開ける事が出来ません。
「警備員の巡回がそんなで良いのか・・」
という思いですが、クライアント側がそれでよいそうなので、まあ良いのでしょう。
何かあった時に警備員に負担が行くのは間違いないですが。
警備員が扉を開けて巡回しない、なんて楽と言えば楽ですが、なんか仕事をちゃんとしていない後ろめたさを感じてしまいますね。