作業指示の内容が理解できない警備員

警備員はクライアントから作業指示を受ける事があります。しかしその指示書を受け取る警備員によっては、正しい支持を確認する事が出来ずクライアントに再度確認するという迷惑を掛ける事になります。先日も作業内容が把握が出来ずに相勤者と連携の取れなかった事がありました。

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作業内容を理解していない

先日、勤務中にクライアントからその日の作業指示書が回ってきました。

その日のみの書類だったので、当日勤務している数名のみの警備員が把握できていれば良いものです。

 

一応全員に通達し、それに従い勤務していました。

勤務交代時に進行状況を引継ぎしていたのですが、ある隊員から引継ぎを受ける時におかしな伝達を受けたのです。

一瞬「ん?」という様な違和感がありましたが、内容は自分でも把握していたのでそのまま聞き流しました。

 

そしてさらに私から次の隊員へ引継ぎをした時に、その隊員さんから

 

「もうそれは〇〇時で完了していますよ」

 

という話を聞きました。

そう、指示書には〇〇時に完了する旨が乗っていたのを私も見ていた事で、あの隊員が引継ぎをした時に違和感を感じたのです。

二人で話し合った結果、指示書をしっかり確認していなかったあの隊員が間違った引継ぎをしたのです。

書類をよく読めばそんな引継ぎをする事は無かったのですが、自分で理解していなかった為に適当な引継ぎをしたのです。

相勤者と話が合わない

書類をよく理解していなかった為に、次の警備員に適当な引継ぎをしたその警備員は、日頃から余り相勤者と会話をしません。

個人の性格によるものなので、コミニュケーションをもっと取れとは強制できませんが、ある程度の会話は必要です。

 

警備員は人とあまり接しないからおすすめ、なんていう事を言う人をネットで見かける事がありますが、私は間違っていると思います。

警備員はむしろサービス業の様なものなので、むしろコミニュケーションは大切です。

 

それはクライアントやお客様だけでなく、仲間の警備員に対してもです。

連携して仕事をする以上、情報を共有化する必要があり、その時に会話する能力が不足していると、重要な連絡が伝わらなくなるかもしれません。

仕事上、人の命を預かる場合もある時に伝達ミスは本当の意味での命取りです。

 

人と、コミニュケーションを取るのが苦手な警備員さんをよく見かけますが、もともと他所の仕事からコミニュケーションが上手く取れなくて警備業に流れ着いた人も居るでしょうが、残念ながらここでもそういったコミニュケーションは必要なのです。

 

警備隊という複数人で仕事をする現場こそ、そういった能力は重要です。

そして、その仕事の内容を理解し相手に伝える力もまた同じなのです。

今回、その両方が見事にかけた人物による引継ぎ事項のミスがありました。

 

とりあえず、私と他の隊員さんでミスを修正する事が出来ましたが、相勤者にその修正する力が無いと、メンバー全員その失敗に突撃してしまいます。

要するに、ある意味目敏い人がいないと全員、そういった警備員に足を引っ張られてしまうのです。

そもそも理解力が足りない

その警備員さんも恐らく悪気があっての事ではないと思います。

彼なりに一生懸命やっていたのだとは思いますが、そういった事に自分が劣っているのなら、相勤者に迷惑を掛けない様な努力をする事も必要です。

 

内容が今一理解できていないのなら、相勤者に食らいついてでも確認をするだとか、指示書を受けた時に従業員に細かく確認をするなど、多少相手に負担を感じさせるような事を思わせてでも聞くべきです。

 

そこまですれば、聞かれた側もその人があまり理解力がない事を知り、次回から気を使った指示の出し方をしてくれるかもしれません。

また、相勤者側も彼をサポート出来る様な動きをするでしょう。

どちらも困るのは、内容がしっかり伝わっていないのに分かったふりをされて、業務が遂行できない事です。

 

そちらの方が「無知である」よりもはるかに「恥ずかしい」という事を知る必要があります。

相勤者に迷惑がかかる、という事をもう少し理解して欲しいと思わされた出来事でした。

 

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