施設警備の仕事をしていて防犯カメラは切っても切れない設備です。この現場でも防犯カメラはあります。ゆるーい現場でさえちゃんとしたカメラがあり、録画もされています。しかし、ここの現場のカメラは一定方向しか映していません。まあ、それで十分役に立っているので問題ないのですが・・。
商業施設の時の防犯カメラはかなり優秀でした。
元々決まった位置を映しているのですが、必要であれば360度あらゆる方向に動きます。
ズームはモチロンの事、解像度も高いです。
「あんな離れたトコにあるのにそこまで写るの?!」
というくらい高性能です。
防犯面や安全面から必要があってのカメラなので、いざという時の為のカメラですね。
しかし今の現場ではそこまで切羽詰まった状況は滅多にないので、そこまで高性能なものでなくても良いのです。
しかし最近カメラを新調したようで、解像度が上がった‥と聞きました。
聞きました‥と言うのも、そもそも警備員側でカメラの操作が出来ないんです。
画像としては警備室に出力されているのですが、警備員側はそれを見るだけ、という楽と云えば楽な環境です。
録画したものを見かえすような事案もほぼ無いので、ただモニターとして映っているだけ・・な状態です。
一応、警備員が普段から注意してみる事・・となっているので建前上しっかりと見ています。
まあ、カメラの録画を見る必要があった事案は1年に1回あるか無いかの事なので出入管理をしながらモニターをずっと見るわけにもいかず・・暇な時に目をやる程度ですね。
よく警備の求人で、モニターを見るだけの簡単なお仕事・・とありますがあんなの長時間も見ていられませんよね。
同じものをずっと見続けていたら、ゲシュタルト崩壊を起こすかいつのまにか寝てしまうのが落ちでしょう。
とにかくじっと見続けるのは絶対に簡単ではないです、だまされないように・・。
ここの現場のカメラは同じ方向しか映していませんが、画像はたくさんあるので色々見る分にはいい気分転換にはなります。
下手にカメラ操作がある業務よりも、画像がたくさんあっても動かない、動かせないカメラの方が楽だと思います。
今朝、そのカメラを見ていて何の変りもない画像をボーッと見ていて、ふと過去を思い出したお話でした。