周りで警備員同士でお金の貸し借りをしている隊員は居ませんでした。しかし、内勤者の人から聞いた話では、ある内勤者が他の現場の警備員にお金を貸していると聞きました。その時、現場で同士の警備員では絶対にお金の貸し借りをさせない様にという話が出ました。警備員に限らずお金の貸し借りは信頼関係が無くなったり、人間関係も明らかに悪くなるのでしてはいけません。
警備員はお金に困るほど稼げないのか
そもそも警備員は、他の人にお金を借りるよう頼むほど稼げない職業なのでしょうか。
今自分自身は、施設警備員として毎日仕事が途切れることなく働いています。
確かに収入は少ないですが、それでも他人にお金を借りるほど足りない訳ではありません。
施設警備員は長期間の契約で毎日仕事があるので、他の警備業よりも生活に困る事はないとも聞きます。
しかし、交通警備などは工事現場での仕事が無ければ安定した仕事がない会社もあると聞きます。
社内でも、施設以外の警備員さんは毎日安定した仕事が無い人も居ると聞きます。
その為、月の収入も安定しておらず、更に酷い月だと週に1回しか仕事が無い日もあるとか・・
これでは生活できないのも当然です。
その為、生活がままならない月に、内勤者の人がお金を貸した事もあると聞きました。
警備員同士でお金の貸し借りは危険
その人がいうには、警備員同士でお金の貸し借りをしてはいけない、と。
そんな事は警備員でなくても、当たり前の様に思っていました。
特に警備員同士でのお金の貸し借りは危険だと個人的にも思っています。
お金を貸した人が次にどこの現場で会えるかもわからないだけでなく、お金を貸して暫くしたらいつの間にか辞めていた、なんて事もあり得るのです。
連絡を取ろうにも住所が変わっていたり、電話も解約されていたりするかもしれません。
会社ですら行方が追えないなんて事もあったりします。
そうなるともうお金が返ってくるのは絶望的でしょう。
また、同じ職場で貸し借りをしても、それ以降の信頼関係が築く事が難しくなったり、そもそも人間関係が悪化するでしょう。
この人、いつお金を返してくれるんだ?と毎日モヤモヤしながら待つのは苦痛なことでしょう。
警備員同士ではお金の貸し借りは何も良い事は無いので、頼まれても受けない様にしましょう。
貸す方も借りる方も会社に相談
生活が苦しいから何とか助けて、といわれて問答無用で断るのもなかなか難しいかもしれません。
人の命が掛かっているかもしれない状況で自分がお金を貸さなかったら・・という思いがあると思います。
しかし、一人で悩んで答えを出そうとはせず、もしお金を貸して欲しいと頼まれたら即会社に相談した方が良いと思います。
仕事を斡旋してお金を出しているのは会社です。
お金を貸すあなたではありません。
貸すか貸さないかで悩む必要は無く、仕事を斡旋してお金を出す会社なら解決できる事も有るのです。
それでもだめなら別の会社に転職すれば良いだけですし、お金を貸してくれと頼まれた人が悩む事ではないのです。
そして、お金を借りようとしている人は、同僚に頼むのではなく会社へ相談するべきです。
同僚に頼む事で、今までのような付き合いは出来なくなるだけでなく、周りの見る目も明らかに変わってしまうでしょう。
次の給料が入るまで返す事も出来ず、その給料も返すほど余裕がないかもしれません。
仕事を貰ってお金を出してくれるのは会社です。
仮に仕事が貰えなくても、今の給料では生活できないという事を相談するのは、会社にしましょう。
同僚は仕事を斡旋してくれませんし、その同僚にも生活があり人に貸せるほど稼いでもいません。
警備員はそれほど稼げる仕事ではありません。
自分が生活できないからと、同僚に頼むのではなく会社に相談し、転職か副業など自分で解決の道を探す様にしましょう。