受付けの対応の重要さを分かっていない警備員

先日、ある隊員が出入管理の受付簿のミスをしていました。それほど大きな問題では無かったので良いのですが、うやらかしたミスが、施設警備員として初歩的な事で、これが出来ないのか・・。というレベルの低いミスだったのです。

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出入管理の仕事は門番である

施設警備員は出入管理という業務があり、該当施設に不審者を入れない様、受付で来客に受付簿に記入していただき、入館する許可を出しています。

これは施設警備員として当たり前な事で、受付でいい加減な仕事をすれば、不審者が入ってしまい大問題になる事もあります。

 

大抵の施設警備員はその事を十分理解しており、出入管理では厳重な業務を心がけています。

しかし、ウチの現場では施設警備の現場経験の少ない警備員が数名おり、それこそ入社して数日レベルの知識しかない様な印象を受けました。

 

施設警備、いわゆる1号警備員として1年以上の年数が経っているのにもかかわらず、まともな出入管理の基本を知らないのです。

受付けで訪問者が受付簿に記入している時に、記入を見届けていれば、記入漏れがあってもその場で指摘出るはずなのですが、その警備員は記入に空白があっても、記入間違いがあってもそのままなのです。

 

出入管理を交代して、その隊員の時間帯の訪問者の記入欄にそういったミスが度々あり

 

「ああ、これは記入時に見届けていないな」

 

という事が分かり、本人に指導しなおした次第です。

施設警備でも出入管理がヘタクソ

全ての施設警備員が出入管理の業務を上手く対応できるとは限りません。

実際、過去に一緒に勤務した警備員の中にもその現場で数年勤務してきたのにもかかわらず、従業員とトラブルを起こした者もいます。

 

これは警備員の素質というよりも、個人の性格によるものだと理解しました。

人に厳しいだとか、仕事に余裕が無く柔軟な対応が出来ないだとか、警備員の仕事でなくても業務中に誰かとトラブルを起こしがちな人はどこにでも居ます。

警備業界の中にもそういった人はおり、誰かと問題を起こしやすい人は警備員同士でも問題を起こします。

 

今回出入管理で問題を起こした警備員は、注意力が足りなく更に施設警備員の出入管理のやり方をよく理解していない人間でした。

周りの隊員もまさか彼がそこまで出入管理のイロハを熟知していないなんて思っても居なかったでしょう。

 

警備員になって1年以上は経つのに、施設警備員の初歩的な対応すらできなかったのはやはり出入管理のある現場の経験が少ないのが一番の原因だと思います。

今後、この失敗を基に成長できなければ、警備員としての素質は無いと思います。

現場で使えない施設警備員

現場で使えない警備員はどんな人でしょうか。

警備業に限らず、社会人として使えない人物というのはどこでも同じで、人の言う事が聞けなかったり、仕事としての成長が出来ない様な人です。

 

今まで、色々な警備員を見てきましたが、現場を異動させられてしまった様な人や退職してしまった様な人は大抵、自分勝手で協調性のない人が多かった様な気がします。

人がアドバイスや注意をしているのにそれを拒んで聞かなかったり、皆が規則を守っているのに一人だけ守らずに問題を起こしてしまったりと、聞けば当り前の様な事が出来ない人はみな残念な結果になっています。

 

これを使えない警備員と云一言でいうには極論かもしれませんが、皆に迷惑を掛けるような人間はやはり「使えない警備員」と呼ばざるを得ません。

今までどこの現場でもこういった人間は一人は居ました。

警備業界、やはりいろいろな人がいます。

 

人としてとても尊敬できる警備員さんも居れば、人に迷惑を掛ける事に何の疑問を持たないような人間もいます。

自分はあの様にはなりたくない、と反面教師にして付き合っていくと良いでしょうね。

 

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