年配警備員の怠け癖は直らない

先日に引き続き同じ年配警備員のやらかしです。年配警備員が出入管理で座哨している時、目の前に従業員の方が来ているのに気づかずに下を見て、自分の手帳の様なものに書き物をしていました。丁度私が通りかかった際にその状況を目撃し、その直後に従業員は窓ガラスを「コンコン」と叩き知らせていました。

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出入管理中は前を見ているのが基本

出入管理をしている時に、警備員が前を見ているという状況は当たり前の事です。

仮に何かの拍子で前を一時的に見れなかったとしても、すぐに前を見ようとうする行動になると思います。

しかし先日、この年配警備員は前を気にする事も無くひたすら自分の手帳に向かって下を見つづけていました。

日の浅い新人の警備員さんや、前を見なければいけないと気にしている警備員さんは、目の前を見る行為に集中しています。

まあ、これが当たり前な姿なんですがね本当は・・。

窓を叩かれるまで気づかないのは警備員失格

この当たり前という行為が出来ない警備員がいます。

自分がもし前を見ていない事で、受付に来たお客様に気づかず窓を叩いて知らされるような事になったら恥ずかしい、という気持ちになると思います。

前を見ているのが仕事なのに、それをおろそかにしてお客様に指摘されるという事が「仕事を全う出来ていない」と普通は思いますよね。

やるべき事をしていない事を指摘されて恥ずかしい、と思わない方がどうかしていると思います。

という事は、前を見ていない事を指摘されるのが恥ずかしい事だと思っていないのでしょうかね、彼らは。

そう、この前を見ていない警備員というのは今回の年配警備員だけではないのです。

他にも毎度おなじみのダメ年配警備員も同様、前を見ていない時があり、やはり自分の手帳に仕事とは関係ないような事を書き込んで下ばかり見ている時があるようです。

彼らは年のせいかどうかは分かりませんが、今までこの現場でいい加減な仕事をずっとしてきて、前を見ていなくてもその事で指摘されるような事は無かったために今でもその当時の癖が抜けていないのだと思います。

当時は、使えない用務員のおっさんの様な警備員たちだった様で、たまに当時の武勇伝(自分たちの無能ぶりの自己紹介)をする時があります。

彼らは若干自慢話のように話しますが、まともな警備員の人が聞くとどう聞いてもポンコツ警備員の自虐話にしか聞こえません。

もうその話をしている時点で、当時の行動がダメな事だと気づいていないのです。

今は禁止になった変化に対応できない

今で私が隊長になってから、様々な立派な隊員さんに恵まれ変化してきました。

見本になるような行動をする事で、このダメ年配警備員たちの過去の行いが間違っているのだと気づいて貰えるよう行動してきました。

しかし実際は昔から居ある古い警備員、年齢的にも古い警備員たちは変わることは出来ませんでした。

年をとってから新しい事に順応する事は出来ない・・。

まさにこの一言に尽きると思います。

携帯の無かった時代からいきなり携帯電話を持ち機能を使いこなす事は難しく、やっと携帯に慣れたと思ったら今度はスマートホン・・

お年寄りについて行く事は難しい事でしょう。

これと同じで、今まで楽をしてきた職場でいきなり厳しくなり、出入管理で新聞が読めなくなったり、テレビが見られなくなる変化は受け入れがたい事でしょう。

しかしこのような「厳しい」と言われる内容は、警備業務としてはごく当たり前な事ですよね。

これら当たり前の事が出来ない集団になってしまっているのです。

これは現場の隊長がいるよりも警備会社がしっかりと指導しないといけません。

ですが残念ながらウチの警備会社はほったらかしなのです。

私一人が指導しても限界なので、結局彼らダメ年配警備員は私から見捨てられたのです。

若い隊員さんや、新人の年配の方は新しく教えられる事に対して柔軟ですが、古くから居る年配の警備員となると再教育は不可能です。

 

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