巡回を手抜きしている警備員がいるようだとクライアントの警備担当の方から聞きました。巡回で見回るべきエリアを見ないでショートカットしている様なのです。これが今後どのような問題になるか現在協議中だそうです。これは警備員として恥ずかしいのと業務不履行として大問題にならないか心配です。
巡回はルートが決まっている
ここの現場では巡回路が決められていて、毎時間同じルートを見回っています。
施設警備員ならこの
「同じルートを毎時間見回る」
というのはごく当たり前の事だと分かります。
人間毎回同じ事を繰り返していると、何か楽できないか、と考えるものです。
それが省略して効率の良いものにしても正当な事なら、「改善」と呼べるでしょう。
しかし、これが警備員が毎回見回る巡回の場合は話は別です。
巡回路は契約で決められたエリアを、定時に省略する事なく異常が無いか見るものです。
それを「あそこ迄見に行くと遠いから、行った事にしてしまおう」なんてやったら異常があるかどうかなど分かるはずもありません。
警備員はある意味信頼されて仕事を任されているのに、一人だけ違うルートで回ったり、巡回しなければいけない場所を行っていないのに行ったかのような報告をするのは虚偽報告です。
今回どうやらある警備員がそれをやらかしている様なのです。
今の所、どの様な結果になるか分かりませんが、営業所の人が呼ばれる問題に発展する可能性大です。
見るべきルートを見たかのように報告
ある決められた場所の巡回路を、見回らなけれならない所を行かずにいったかのように報告していた様なのです。
私としても「まさか彼が・・」という思いでした。
さんざんダメな警備員の話から、仕事は真面目にやらなければいけない・・というような話をしてきたのに、仕事にズルはいけないと分かっているはずなのに・・。
初めは何かの間違いだと思いましたが、警備担当の話からするとどうやら間違いないようです。
今の所協議しているとの事なので、今後彼に対してどの様な結果になるか分かりません。
しかし警備担当の方の印象は「けしからん!」という状態でしたので警備会社側の謝罪では済まない場合もあるかもしれません。
警備員はコツコツと真面目にやってこその仕事なのに、そこの部分の手抜きをしたしまったら何が残るというのでしょうか。
どちらにせよ、何て事をしてしまったんだ・・という思いです。
警備会社の問題として発展
今回の件は犯罪行為でもないので、この問題が世に出る事はありません。
委託者側と請負側の契約上の問題なので、内々で済んでしまう事になるでしょう。
しかし当の警備員もそうですが、警備会社としての印象は最悪です。
もともと巡回は一人で見回るものなので、誰がどんな巡回をしているかまでは管理できません。
みんな真面目にやっている・・という前提なのでズルしても他の警備員は知る由もありません。
しかし、クライアント側は巡回路の残留者や、建物内のカメラなど何かと把握できるので、そこから知り得た情報だと思います。
悪さをしても必ず誰かが見ている・・
警備員は真面目にコツコツとやるのが一番です。