施設警備の仕事で現場が変わると精神的につらい業務もあるが一番の原因は施設に見えるお客様の対応

施設警備の仕事をしてきて、異なる現場の仕事をしてきましたが、警備員として精神的につらいと思った業務はやはり、お客様の対応だと思います。それも大勢のお客様が来訪される現場の場合はその対応件数も多くなり、その件数の多さと対応に困るお客様に当たる割合も増え、肉体的な苦痛よりもきついと感じる事でしょう。商業施設は精神的にもキツイと感じた現場の一つでもありますね。

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警備員の仕事も精神的にキツイ

警備員の仕事はそれほどきついというイメージはありませんでした。

しかし、実際に警備員になっていざ仕事をしてみると、意外と精神的にキツイと感じる出来事が多かったです。

 

商業施設勤務の当時は、館内を歩き回る事が多いというのは何となくわかっていたので、体を使うという事は覚悟していました。

まあ、それでも思っていたよりも遥かに体を酷使し、慣れない初めのうちはまだ30代にもかかわらず、ひぃひぃ言って仕事をしていた記憶があります。

 

その後他の現場の勤務も経験してきましたが、施設警備員と一言で云っても、体を使い疲労する程度も異なれば精神的にツラいと感じる差も違います

今の現場では、肉体的にも精神的にも今まで経験してきた現場と比べて非常に負担が少なく快適に仕事が出来ています。

 

そんな精神的にきついと感じる様な施設警備員の仕事ですが、精神的にきついと感じる主な原因は「お客様の対応」だと思います。

お客様の対応が一番精神的に来る

施設警備員が精神的にきついと感じるお客様の対応ですが、これは施設の現場でかなり大きな差があると感じました。

これは該当施設に来訪されるお客様側にも様々な違いがあり

 

・子供からお年寄りまで幅の広い年齢のお客様が多い

・施設側が提供するサービスで満足度に差が出るもの

・施設に来訪される人数がとても多い

 

これらの条件に当てはまる施設では、警備員が対応する件数も多くなり、その内容も含めて精神的に苦痛を感じる様になります。

そして、これらの条件を殆ど満たす施設の現場が

 

「大型商業施設となるのです」

 

まあ、私も施設警備員という仕事に関係する、世の中の全ての施設の現場を経験したわけではないので「他にももっとすごい施設がある」のかもしれません。

しかし、商業施設は施設警備員にとってそれほど珍しい現場というわけではありません。

 

この条件に当てはまる候補に「病院」も上がると思いますが、残念ながら病院の現場勤務経験が無いので、ここでは比較検証が出来ません。

あと、病院だとどちらかというと、子供よりも年齢の高めな人の方が多い気もしますからね。

 

そんな商業施設では、色々なお客様のクレームを聞き入れて対応に当たらなければなりません。

中には話を聞いて「えぇ、それはどう聞いても無茶言っているよね」という様なクレームもあります。

 

その様なクレームが1日に何度もあり、週末にでもなればピークに達します。

無茶な話を聞いて、警備員がキレるわけにもいかないので我慢しつつ納得してもらえるよう話を聞くのです。

一言

 

「そんな無茶言う位なら、帰れー!」

 

とでも言えれば簡単に解決しスッキリもするのでしょうが、そんな事はとても言えるはずも無く親身になって対応します。

 

施設警備員が精神的にきついと感じる対応はお客様のクレーム対応であり、そして現場によってその頻度は大きな差があるのです。

精神的にラクな現場は当たり現場の一つ

商業施設で多くのお客様のクレーム対応をしてきましたが、大型商業施設から離れて違う現場へ配属した時、その対応件数の少なさに驚きました。

同じ施設警備員でも、いざ働く現場が異なればここまで対応件数が違うものかと。

 

同じ期間中にお客様から、大型商業施設では10件のクレームを受けたとすると、次に配属した現場で発生したクレームは1件有るか無いかでした。

このくらいクレームの発生頻度は異なるのです。

 

そういう意味では、施設警備員は配属先の現場の当たりハズレがあると言って良いでしょう。

警備の仕事で何を基準に「当たりハズレがある」と決めるのかは人それぞれですが、仕事で発生する精神的な苦痛も十分当たりハズレな現場に該当するかと思います。

 

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