警備員を何でも屋と勘違いする人が多い事

警備員というのを何でも引き受けてくれる業種だと勘違いしている人が多いです。おまわりさんなら迷子の犬を届けても対応してくれるかもしれませんが、警備員に敷地内で迷子の犬がいたからと連れてこられても正直困ってしまいます・・・。

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先日、雨の降る中敷地内で首輪をつけた人懐っこい犬がいたからと抱いて連れてきた従業員が警備室まで来ました。

う~ん、確かに敷地内で発生した内容ではあるけれど犬を連れてきて

「どうしたらいいですか?」

と来られても、こちらはどうしようも出来ないんですよね。

ウチの現場は敷地から自由に外に出入りできます。

なので野良猫や野良犬などが自由に出入りできるのです。

それなので首輪をつけた犬が仮に入って来ても、むしろそうっとしておいた方が飼い主が探しに来た時にすぐに見つける事も出来ると思うのです。

それをわざわざ敷地の反対側の警備室まで連れてきて、出入管理で手が離せない警備員にどうしろというのでしょうか。

犬をつないでおくものは何も無いし、かといって警備室内に入れる訳にもいかず、出入管理中なので警備室から動けないし、そもそも自分の犬が警備室にいるなんて飼い主は知らないのにいつまで警備室で預かったら良いのか分からないのに・・・

連れてきた本人がどうしたらよいのか分からないのに警備員を頼られても、こちらも何もできません。

首輪が付いているので、近所の犬であれば自分で家に帰る事が出来るのではないかと思い、とりあえず警備室前に犬を放してもらいました。

「とりあえず、出来る範囲で見守っておきます」

と伝えて終了しました。(正直何もできませんが・・)

犬に限りませんが、この様に警備員に言えば何とかなるだろう・・と言う様な思考の人が多いです。

私もそんな風に思っていた時期がありました。しかし、実際に警備員になって思ったのは

契約以外の多くの事はむしろやってはいけない

です。警備員が勝手な判断で行動するとロクな事になりません。

クライアントに確認した上でなら対応できますが、基本的に業務以外の事を持ち込まれても大抵は出来ません、と言うしかないでしょう。

今回の場合、警備員という仕事以外での事象なら首を突っ込んでも良いですが業務以外の事で駆け込まれても助けてあげる事は出来ません。

あえて、業務に沿った対応をするなら今回の場合は拾得物扱いで書類処理した事でしょう。

しかしそんな対応をしたら絶対に生き物を何だと思っているんだ!と揉める事になったのは間違いないでしょう。

でも警備員に敷地内で持ち主不明の物を持ち込んだらその対応になってしまいますよ・・・

首輪が付いていて人懐っこかったから連れてこられましたが、もし人を襲っていて助けを求めるような状況になっていたら、対応は違っていた事でしょう・・。

とりあえず、何でも警備員という判断はやめて欲しいですね。

 

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