今日出入管理をしていた時に受付に来た工事業者が自分が工事をするエリアはどこですか?と聞かれました。今この施設内は至る所で工事をしているので、警備室でどこと聞かれても建物の名前や大元の工事業者の名前などが分からないと案内する事が出来ません。
工事業者が何社も入っている状態での出入管理
施設内で工事が有ると、その下請けの工事業者名がたくさん作業にやってきます。
その工事が1社だけなら警備室側でもどこで工事をしているか把握できていますが、3社、4社となると一言で「工事に来ました、現場はどこですか」と聞かれてもこちら側ではすぐには答えられません。
出入管理の場所では工事業者の方の受付をする時間帯はだいたい皆同じ朝なので、非常に込み合っています。
朝早い時間にドッとやってきて、夕方の同じ時間に一斉に帰って行く・・。
警備員側も警備室前で混雑されると、他の工事業者の方や従業員、入り口前を通り抜けたいだけの方などに迷惑がかかるので少しでも早く受付を済ませて入館して欲しいのです。
その為には記入を素早くしてもらえるよう、警備員側も積極的に記入しやすいよう誘導したりもします。
しかし、工事業者の中には自分がどこへ行ったらよいか分からずに警備室に来ている人もいるのです。
そうなると少しでも早く受付を済ませて入館して欲しい、という流れが止まって警備室前には行列が出来てしまいます。
自分がどこのエリアの工事に来ているのか分かっていない
工事業者の中には自分が強度この現場で働くか分かっていない人がいるんです。
どこの施設かは分かっていても、その施設の中のどこなのか説明を受けていない様で警備室の警備員に聞けば教えてくれると思っているような人が殆どです。
「あのー、私はどこへ行けばいいんですか?」
皆、ほとんどがこの質問を警備員にしてきます。
警備室側でも工事現場が1社だけなら、すぐに工事場所は分かるので〇〇ですよと説明できるのですが、工事現場が何カ所もあるような時だと
「工事現場の建物の名前か、元請けの会社の名前は分かりますか」
と聞き返します。そうなるとほぼ
「いやーわかりません」
となるのです。
自分が今日働く現場の建物の名前や元請けの名前を知らないんて有り得るのでしょうか。
そうなると逆に今日働く場所はこの現場ではないか、もしくは不審者ですよね。
警備室前で出来た行列を気にしつつ、詳しく聞くと元請けや現場は自分のトコの上司が知っているらしく、自分はとりあえず警備室前に行けといわれた・・という事だそうです。
もうね、いい加減すぎる話ですよね。
とりあえず、警備室から邪魔にならない場所移動させて上司が来るまでそこで待たせます。
下請けの小さな工事業者の問題点
この様な出勤迷子の工事業者はだいたい下請けの工事業者に多いです。
そしてあまりコミュニケーション能力が高そうでない感じの人に多いです。
恐らく工事業者の上司も、その人に現場の細かく場所まで説明しても理解できないだろうと、とりあえず警備室で聞けば何とかなるだろ・・な感じで行かせていそうです。
いや、自分がどこへ行ったらいいか分からないような人はそもそもどこへ案内して良いかこちらも分かりませんし、そもそも危なっかしくて通せません。
元請けの工事業者の名前すらわかっていないのですから、警備員側が聞いた話だけでは本当にここの施設での仕事かどうかを疑うレベルです。
小さな工事業者なんかですと、外国人と話しているんじゃないか・・と思う程話が通じない様な人が多いです。
朝からクルマで来ているのにもかかわらず、受付の場所で話をするとものすごく呼気がお酒臭い人もいて
(おいおい、何時までお酒飲んでいたんだ?その状態で今日仕事できるの?)
と思うような人も・・。
世の中には色々な人がいるんだな・・と毎度の事ながら思い知らされた日でした。