残留者が戸締りした出入り禁止の扉を開けた

以前からたまに発生していたのですが、夜の時間に警備員が施錠した自動ドアがいつの間にか開けられていました。警備員が巡回に行った時に見つけるのですがその時間は夜も遅い時間帯なので4~5時間の間に恐らく残留者が開けて出て行ったのだと思います。

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残留者が開けて出て行った

ここの建物は出入り口がこの自動ドアの他にもあります。

あるにもかかわらず、残留者はこの自動ドアのサムターンを開けて出ていくようです。

以前から1か月に1~2件程度ですが、開けて出ていく人がいる様で人物の特定にまでは至っていません。

一応クライアント側には報告はしてありますが、これといった対策も出来ていない様です。

まあ、この現場がそれだけ平和なんでしょうか・・

危機管理にかけているのでは?と私は思ってしまいますが・・。

夜の時間帯は余程外から部外者が来る事も無いので、大きな問題にはなっていないですけどね。

警備員がせっかく施錠をしても、残留者が開けて出て行ってしまっては施錠した意味が全くないですよね。

内側から誰でも開けられるのに問題がある

どこの自動ドアもそうですが、基本的には内側からのサムターン式が多いのではないでしょうか。

防犯面を考えるとそれだけでは心もとないので、大抵の施設では電気錠とセットになっていてローカルシステムで管理しています。

しかしこの施設は建物が古いのと、防犯面にそれほど力を入れていないので、サムターンしかないのです。

その為、内側からサムターンが誰でも触れるので自由に出る事が出来ます

本来、残留者がいない状態で施錠すればサムターンのみの施錠でも開けられる事は無いのですが、この施設は残留者がいる状態でも施錠時間になったら自動ドアを閉めてしまうのでそれが原因の一つでもあります。

しかし自動ドア以外にも自動ロックの扉があるので、その扉なら外からは入れなくても内側からならいつでも出られるので本来そちらを利用してもらうはずなのにわざわざ施錠されている自動ドアを開けていく、という訳です。

自動ドアからもそれほど離れているわけでもないのでそちらを利用して欲しいですね。

大事にならないと対策してもらえない

この自動ドアを開けて出ていく問題は以前からクライアントに報告をしています。

しかし解決できるほどの対策も出来ない為に、警備員が巡回時に見つけてその都度施錠しなおして・・という回答しかもらえませんでした。

確かにこれを解決しようとするには自動ドアをサムターンから鍵穴のシリンダーに変更してしまえば良いと思います。

しかしそれにはお金がかかってしまうので、それなら警備員が閉めれば済む事・・どうせ開いていてもごく短い時間だろうから・・そんなところだろうと思います。

ここの現場のクライアントは結構お気楽なところがあるので、余程大事にならないと行動してくれない時があります。

今回のこの扉の件もそういったお気楽でお金を使えない、というような理由で今でも巡回時にサムターンが開けられている自動ドアを閉める作業が続いています。

 

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