警備室内の暖房の効き目が悪い時

警備室の出入管理をしている時、窓を開けて対応するのでエアコンを付けていても部屋の気温があまり上がりません。その為に受付をする窓は対応する時以外は閉めている時があります。それでも開け閉めをする為に室温が中々上がらない対策としてサーキュレーターを導入しましたが・・

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室内の空気を循環させる為の対策

窓を開け閉めしなくてもエアコンの暖房を使用している部屋で暖気が上の方に留まってしまうのは仕方のない事です。

暖かい空気は上の方に行き、冷たい空気は下へ来る・・

当たり前の事ですがこれだと人間がいる下の方は一向に暖かさを感じません。

特に窓を開け閉めする機会の多い出入管理をする警備室では、折角下の方まで暖かくなった空気が開けた窓から出てしまい設定温度の温かさ感じません。

今までは出入管理の窓を対応していない時は閉める事で室温を保ってきましたが、数年前からサーキュレーターを導入しました。

これは夏でも冬でも部屋の中の空気を循環させるもので、特に冬場においては効果は絶大です。

暖房を使用時は部屋の天井付近に留まっている暖かい空気をサーキュレーターを回す事で暖気を部屋の下にも送る事が出来ます。

丁度お風呂の湯船の中をかき回すことで、上の熱いお湯と下の冷たい水を混ぜて丁度良くさせる様な感じです。

これを導入したおかげで窓を開けたままにしている時でも、下の方まで暖かい空気が回って来るようになった気がします。

しかしこの仕組みが理解できていない人間が

「冬に扇風機を回すなんておかしい」

という思考からサーキュレーターを止めてしまう者もいるようなのです。

冬場に扇風機?と循環を理解できない者がいる

冬場に扇風機・・

この思考に疑問を持つ人間は年配の人に多いようです。

実際、ここの現場でもサーキュレーターを止めるのは年配の警備員です。

まあよくここに出てくる例の年配警備員です。

もしかしたら私のしている事へのただの反発でしているのかもしれませんが、彼の場合は考え方が根本的に古く、こういった科学的な根拠をただ理解していないだけかもしれません。

考え方が古いというよりは新しい情報や変化について行く事が苦手、といった方が良いでしょう。

周りの似たような年齢の隊員さんでもちゃんと順応出来ているので、そうかもしれませんね。

しかし折角意味があって用意したものを、気に入らないからとか理解できないからと言って稼働している物を敢えて止めるというのも自分勝手な事ですよね。

電気代の節約になれば良いがどうか

さて、このサーキュレーターですが部屋の空気を循環させるために用意したものですが、電気代はどうなのでしょうか。

エアコンが止まれば電気代の節約につながりますが、これは室内の空気を回すために天井の気温はエアコンの設定温度以下の状態が続きます。

という事はエアコンは設定温度に達するまで頑張って動き続ける事になります。

外に繋がる窓が開いているので室内の温度は上がり続ける事はありません。

これってずっとエアコンが動き続ける事になりませんかね。

空気を循環させなければ上部にたまった暖かい温度を察知してエアコンが止まります。

しかしサーキュレーターを回し続ける事で上部の空気はずっと低いままなのでエアコンは・・

余り電気代にやさしくなさそうな気がします。

部屋の中にいる人間にとってはサーキュレーターは良いものですが、電気代の事を考えるとよろしくなさそうな気がします。

とりあえずはここで働く隊員にとって過ごしやすい環境で勤務して欲しいので、サーキュレーターは冬場はずっと回ってもらう事にしましょう。

 

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