警備員の仕事をしようと思った時、金額の良い仕事を選ぶかそれとも仕事がラクなものと内容で選ぶか、どちらが良いと思いますか。これらどちらも満たした職場で働けるのが一番理想ですが、そういった現場は中々巡り合えない事が多く、またそれを見極める事も難しかったりします。警備員になって仕事を経験してきて初めて分かる、という事も少なくないのです。
警備の仕事をお金かラクさで悩む
警備員の仕事をする時、何を基準にして選んでいますか。
1時間あたりの給料が少しでも高い所、または忙しそうでない職場。
警備の仕事以外でも、求人などを見て仕事を選ぶとなると誰でも似た様な探し方になるかと思います。
警備の仕事もそれは同じで、少しでも給料の良い所、少しでも楽そうな仕事、を選ぶかと思います。
警備の求人を見ると、同じ様な仕事をしているハズなのに、1日の給料が数千円も違うなんて事はザラにあり、そんな金額の違いは何だろうと思う事もあるでしょう。
この場合、多くは仕事の内容がハードな為に離職率が高く緊急で人員を募集しているか、その仕事に長く定着して貰おうとする為に高めに設定されてると思われます。
また、仕事が少しでも楽な所を選ぶ場合は、金額は安くても良いので他の仕事よりも少しでも楽な職場を、という人となります。
これは警備員の仕事を経験している人でないと中々見分ける事が難しく、未経験者が求人を見ただけでは「ラクな仕事」かどうか分かり難かったりします。
単純に給料が安いから仕事もラクだ、とは言い切れず
・給料が高いのに仕事もラク
・給料が安いのに仕事がキツイ
なんて現場もゴロゴロあります。
この様に、楽な仕事を探す時は求人を見ただけでは分からなかったりするのです。
どちらも満たした職場が理想だが
そんな中、警備の求人の中には
・仕事がラクで給料も高い
という奇跡の様な求人もあったりするのです。
その内容で求人を出している理由は分かりませんが、中には掘り出し物の様に思わぬ当たり求人もあるという事です。
この様に、仕事がラクで給料も高い警備の仕事も実際ありますが、そんな物件は中々巡り合えません。
そもそも、給料も高く仕事がラクなんて物件は、そこで働く警備員さんが辞めようと思わないので、仕事に空きが出ません。
仕事をしていて「辞めたい」と思う事が無いのでよほどの事でもない限り退職を希望する事は無いでしょう。
実際、今までのラクで高給な現場の仕事で、仕事がキツイまたは稼げないから、と辞めていった人は居ません。
その為、退職者が出ないので求人にも掲載される事が無いのです。
稼げてなお仕事もラク、という物件は中々求人には出てこないと思って良いでしょう。
警備員を経験して初めて分かる
また、警備員の仕事がラク、という基準も未経験者では分かり難い物だと思います。
警備の仕事はネットなどからある程度の情報を仕入れる事は出来ますが、どんな現場のどんな仕事がキツイ、という事は実際に経験した事のある人でないと理解しにくいと思います。
同じ商業施設の店内巡回でも、広い施設と狭い施設でどのくらいの違いがあるのかとか、出入管理業務が座哨と立哨ではどのくらい違うのかなど、聞く分には理解できても業務時間や配置の状況などから大きく異なります。
この様に、ネットなどの情報だけでキツイかラクかを判断するよりは、思い切って一度警備員の仕事を始めて、キツさラクさの基準を経験した方が早いと思います。
警備員の仕事はキツイ所とラクな所、稼げる現場と稼げない現場があります。
人から聞いた僅かな情報を基に飛び込ん無よりも、自分で経験した事を基準にした方が後悔する事も無いかと思います。