夏真っ盛りの中、外周巡回から帰って来た時制服はびしょ濡れです。ただ歩いてくるだけなのにびしょ濡れになるのです。警備室に戻って来た時に濡れた制服のままでいるのは辛いですよね。なので、2着目の制服に着替えて濡れた制服は軽く洗うかそのままハンガーに掛けます。もしこれが制服1着しか貸与されなかったら出来ませんね。
制服の貸与数は警備会社で違う
警備会社に寄っては制服が1着しか貸与されない所があります。
実はウチの警備会社も本当は1着貸与なのです。
しかし、なかには何かの事情で偶然に2着持っている隊員さんもおり、このあたりの管理が意外といい加減だったりするのです。
まあ、一応警備会社側も誰に2着かしているか把握もしている様なので良いですが、同じ現場で1着しかない人と2着持っている人がいるという環境は余りよろしくはありませんね・・。
どうやら警備会社側の本心は、1着以上貸し出すのが嫌な様です。
ウチに限った事ではありませんが、退職した警備員が制服を返却せずその制服を悪用して犯罪行為をした時に、自社の制服を使用されると犯人は既に退職しているのに、あたかも自社の警備員が悪さをしたように見られてしまうのを恐れて何着も貸与して管理がしにくくならない様したいようですね。
ま、言いたいことは分かりますが現職で働いている警備員が1着しかない事の方をもっと危惧して欲しいものですが・・。
24時間勤務で1着しかない警備員は苦労する
日勤で自宅に帰る事の出来る警備員さんもそうですが、制服が1着しかないと洗濯が乾かない場合もありますよね。
汗をたくさん吸い込んだ制服を何日も着るのは辛いので、毎回持って帰宅します。
しかし24時間訓蒸している警備員は、ある意味2日分着続けている様なものです。
1回の当直勤務で2着着ても良い位なのです。
24時間勤務していると汗を掻く機会も多く、その分制服も汗を吸っています。
それにもかかわらず、制服が1着しかないと2日間同じ制服を着ている事と同じです。
そう考えると2着出してくださいよ、と思いますよね。
1着しか貸与されていない警備員さんは、外周巡回から帰って汗を掻くたびに制服を脱いで、消臭スプレーをたくさん吹き付けて少しでも汗臭くならない様に気を使っているのです。
警備員であっても清潔な服を着ていたい
警備員はクサい・・というイメージは意外とよく聞きます。
実際自分が警備員になって、周りにヤバい匂いを出している警備員さんをたくさん見てきました。
人間だれしも汗を掻くので仕方ありませんが、その汗を掻く量も人それぞれ・・。
同じ仕事をしても、匂いの出る差が違います。
誰しも「臭い」と人に後ろ指をさされたいわけではありません。
中には人の目をまったく気にしない警備員さんもいましたが、大半の人は消臭スプレーや汗拭きシートなどを駆使して対策をしていました。
それでも服に染みついた汗の臭いは人を不快にさせてしまいます。
現場で苦労している営業所の人はもう少しその辺りを理解して制服の貸与を考えてあげて欲しいですね。