秋に入ってから昨日までで、風邪を引いた隊員はいなかったのですが、今日風邪を引いた第一号が発生しました。
警備室に体温計が無いのでどのくらい熱があるのかは分かりませんが、見た目の感じからすると立派な風邪引きっぷりです。
施設警備員は風邪を引きやすい
警備員をはじめ接客業という業務は外的要因で病気を患う頻度が多い職業です。
それは不特定多数の人間が行き来する店舗にいる時間が長く、また大人数を接客する機会が多いためです。
知らないうちに風邪を貰っていた、なんてことはよくあります。
早めな処置が必要
警備員に限った事ではないですが、風邪をひいたら・引いたと思ったら早めに直すような努力をしましょう。
今回の隊員にも言ったのですが、まだ初期症状かもしれなかったとしても病院に行ってこいと言いました。
一番最悪なのは、寝れば治るなどといって病院に行かなければ薬も飲まず、ズルズルと軽い感じの風邪をひいた状態で長引くタイプです。
警備業だけではありませんが、この状態で勤務に出て来られるとお客様にも迷惑ですし、もしかしたらそこから仲間の隊員に風邪が移って感染が拡大するかもしれません。
悪化してから何人もの隊員が休むことになっても困るだけです。
なので、風邪を引いたかもしれないようならすぐに病院に行くか、市販の薬でもよいので薬を飲んで、更にゆっくりとたくさん睡眠をとる様にしましょう。
軽めな風邪なら休まない、休めない
この第1号の風邪を引いた隊員も朝から調子が悪かったそうですが、休むことなく出てきていました。
普通の会社なら熱もありそうで体もだるい場合、朝上司に電話して休み・・、なんてことがあると思います。
しかし警備員、施設警備員はポストで勤務についています。
誰かが休むという事は、その休んで空いたポストを他の人が埋めなければいけません。
大抵は前の日から入っていた当直勤務の隊員が、そのまま残ってまた1日仕事です。
これは結構つらいです
1日拘束されていてやっと帰れると思ったら、もう1日残らなければならない・・。
肉体的に疲労しているのに、帰れないという精神的ダメージもプラスされます。
確かに体調不良なので、休んで治すというのは当たり前ですが、そのせいで仲間の隊員が犠牲になる・・という事を考えると休むのも遠慮しがちになってしまいます。
その為に彼はちょっと無理をしてでも仕事に出てきていました。
私としては、無理せずに休んで1日でも早く完治させてから現場に来て欲しいのですが、先ほどの誰かが犠牲になる・・という状態を考えると、彼が出てきてくれた事は頭の下がる思いです。
なので、せめて帰りがけに必ず病院に行け、としか言えませんでした。
これからはさらに気温も下がってきて、風邪をひいてしまう機会が増えると思います。
他の隊員の為、自分の為にも体調管理には気を付けて欲しいと思います。