設備の故障で入館した業者が泊まり込み

先日夜遅くに設備の業者が入館しました。というのも施設内の重要な機械の修理をしていたのですが、その日の晩になっても終わらず、夜中の入館という滅多にない受付をしました。入館時「出来れば朝になるまでには帰りたい・・」とおっしゃっていましたが結局朝になっても戻って来る事はありませんでした。

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業者が夜中に入る事はまずない

工事業者や営業の方など、通常夜中に入館する事はありません。

入館する事は無い、とはいっても入館出来ないというわけでは無いのです。

ちゃんとした理由があって、警備室で受付を済ませられれば何時であっても入館する事は可能です。

しかし大抵は日中の従業員がいる時間帯に用事があって来るのであって、帰宅してしまっている夜中の時間帯には業者も来ることは無いです。

今回のように設備に関する不調で設備の関連業者が来る場合は日中も夜中も関係ありません。

機械はいつ壊れるか分からないものですし、緊急の修理が必要であれば真夜中の時間でも業者はやってきます。

通常は夜中の入館はあり得ませんがこういった特殊な入館もあるので夜中も気が抜けません。

夜中に作業が終わっても閉じ込めは無い

商業施設にいた頃は閉店後に入館した工事業者などは、最終退館時間を過ぎたら、たとえ作業が終わったとしても退館する事は出来ません。

それは機械警備をセットしてしまい、朝の時間まで外す事が出来ないからです。

そうなると作業の終わった彼らは、機械警備の外してある休憩室に朝までこもっていなければいけないのです。

仕事が終わって帰れるハズなのに帰れない・

当時も彼らには帰れなく可哀そうに、と思ったものです。

その点、今の現場では作業さえ終わればいつでも帰る事は出来るのでここへ来る業者の方は商業施設へ行く業者の方よりは気楽ですね。

本当に夜通しの作業ご苦労様です

今回の業者の方は朝になっても帰れなかったようです。

私が帰る前に彼の入館証は返却されなかったので、彼よりも私の方が先に帰る事となったようです。

警備員はお気楽な仕事をしていますが、作業者の方はきっと夜通し一生懸命作業していたかと思うと本当に頭の下がる思いでいっぱいです

朝方に駐車場のバリカを開けに行った時、外の喫煙場所で例の業者らしい人影を2人見かけました。

きっとまだ終わらない作業の合間に一息入れていたのでしょうか。

私が下番するまだ3時間も前の時間の事でしたので、あのタバコ休憩の後も引き続き頑張っていたに違いありません。

警備員も緊急時は休む事もロクに出来なかったりしますが、普段施設に出入りしている業者の方も苦労されているのだな、と感じた日でした。

 

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