施設警備員の必需品の一つの無線機。ウチの現場では無線機の代わりにPHSを使用しています。しかしこのPHSの電波状況が悪く警備室とのやり取りに毎回苦労しているのです。同じ敷地内に居るのにもかかわらず・・。
通話が途切れ途切れで意味不明
ここの施設警備は無線機の代わりにPHSを使用しています。
普通は警備会社が無線機を用意して、施設内に中継器を置き、防災センターより離れた場所でも警備員が現場に急行し、無線機を使用して内容を伝達します。
それがここの現場ではPHSをしようして、現場から内線で報告しているのです。
その為、通話内容はスピーカーにしない限り1対1でしかお話できません。
それ以外では特に不便さも無く、いまではPHSの使用に慣れてしまいました。
そのPHSですが、場所によっては電波状況が悪く現場の声が途切れ途切れになってしまう場所があるのです。
先日も、チョットした事案があった時に現場へ行った隊員さんがPHSで報告してきたのですが、内容がよく聞こえなくてとても苦労しました。
場所を少し移動すれば声が良く聞こえる事もあるのですが、現場から離れては意味が無いですよね。
無線機が無いと仕事にならない
警備員は無線機やPHSなど、こういった現場から連絡する手段が無いと業務になりません。
事案内容によっては現場から警備室へ来た報告によって、救急車などを呼ぶ必要がある場合もあり、一刻を争う様な時に無線機は活躍します。
現場の詳細を素早くクライアントへ報告し判断してもらう為にも、現場の最新情報は貴重なのです。
また現場へ行った警備員だけでは判断できない事もあり、警備室内の隊長に指示を仰ぐ為にも無線機は重要なアイテムですね。
あとは火災に関する発報があった時に、真報か誤報かの素早い確認報告にも欠かせません。
ウチの現場では巡回へ出発する時に、たまにPHSを忘れて行く隊員がいますが、何かあったらどうやって連絡するのですかね。
まあ、ここではまったり現場でそういった事案が皆無なので、きっと気が緩んでいるのでしょう・・。
電波状況の良いエリアを把握する
商業施設の時でもそうでしたが、PHSに限らず無線機でも中継器のある場所から遠いエリアでは電波受信が悪かったですね。
どこに中継器が置いてあるかまでは把握していませんでしたが、防災センターから一番遠いエリアでは間違いなく電波が途切れました。
今では改善されていると思いますが、そのエリアの方面で事案があった時は苦労した思い出があります。
今の現場でも警備室から遠いエリアではPHSの電波状況は悪いです。
そのエリアから報告をする機会が多いので、ウチの隊員さんたちも
「あのエリアは受信しにくいから、そこから発信する時は気をつけろ・・」
となっています。
クライアントにも何度も報告して改善をお願いしているのですが、そもそも事案の重要度も低く、また発生頻度すら少ないのであまり対応してくれないのが現状です。
「受信しやすい場所へ移動してください」
と言われてお終いです。
いや、それだと現場の変化の報告が出来ないんですが・・
まあ、クライアント側がそう言っているので、何かあっても我々の責任にはならないと思います。
そんな事でいいのか・・と思いますがここではそれで良いのです。