施設警備には当直勤務という24時間勤務があります。これは施設に24時間拘束されて仕事をするのですが、ラクな現場の当直勤務なら何日でも出来そうです。しかし、当直勤務は仮眠時間が少ないのと、衛生面からラクな現場でも何日もするのは難しいと言えるでしょう。これらを気にしない、という人は1週間でも連続で働けそうですがね。
キツイ現場とラクな現場の当直勤務
施設警備には当直勤務というものがあります。
24時間施設に拘束され、少ない仮眠時間と終わるかで帰る事の出来ない状態から、出来れば当務は避けたい、という人も居るでしょう。
しかし、一度当直勤務の良さを知ってしまうと、自分の様に日勤や夜勤はイヤだ、という人も居ます。
そして、配属先の現場によっては仕事がハードな所や緩い所などがあり、その仕事量によって、当直勤務もキツかったり楽であったりするのです。
そんなキツかったりラクな現場の当直勤務ですが、ラクな現場の当直勤務は人気もあったりします。
仕事自体がラクなので、例え24時間の拘束でものんびり仕事が出来ます。
過去にキツイ現場の当直勤務をした事がありますが、ラクな現場の当直勤務と比べると、同じ仕事とは思えないほどの違いがあります。
楽な現場の当直勤務は、当務明けの朝はまだまだ元気ですが、キツイ現場の当直勤務の場合は翌朝の頃までにはヘロヘロになっていました。
同じ当直勤務でも、もし連続で働けと言われた時、上乗せでもしてもらえない限り同じ給料で働くのは遠慮したいと思うほどです。
楽な現場なら何日も出来るのか?
楽な現場の当直勤務は、翌朝の帰る頃になっても「もう1日くらい働けそう」と思うほど元気です。
まあ、実際キツイ現場でも楽な現場でも、当直勤務を連続で入った事がありますが、ラクな現場の連続の当直勤務は結構平気です。
過去から現在まで経験はありませんが、恐らく3~4日くらい連続で当直勤務をしてもやれる様な気はします。
ただし個人的に今の現場では、当直勤務でシャワーが浴びられないのと、満足な睡眠が確保できないので、そこまでの連続勤務は遠慮したいですね。
しかし体力に自信のある方なら、この現場なら1週間くらいの当直勤務でもやれそうな気はしますね。
それほどこの現場の業務が楽だという事です。
しかしいくら体力に自信のある警備員さんでも、1か月の労働時間を考えると、そこまで詰めて当直勤務をする事は無いでしょう。
よほど人手不足で、交代してくれる人がおらず何日も帰る事が出来ない状況か、人は居るのに集団の病欠など緊急事態にでもならない限りそういった状況にはならないでしょう。
更に、余りにも連続して勤務に入り続けると、いくら体力自慢の人でも、度重なる寝不足で仕事にも影響が出そうです。
残業時間と体を壊す危険性
警備員だけでなく連続で何日も仕事に入ると、残業時間を超過してしまうかもしれません。
近年では警備業界でも無茶な働き方が出来ない様になってきており、一昔前の様に荒稼ぎが出来なくなっています。
まあ、そでれも警備会社によっては、一昔前よりは劣りますが未だにそれなりに稼ぐ事も出来るようですが・・。
そんな残業ですが、当直勤務を何日も続けるのは1か月の労働時間を超過してしまうので、体が持ったとしても労基的に何日も勤務に入る事は出来ません。
そして、いくら丈夫な体だとしても、1日数時間しかない仮眠時間で何日も働いていては、その内仕事に影響が出るでしょう。
少ない仮眠のせいで、日中に座哨で勤務していたらウトウトしてしまうでしょうし、業務に関する記憶力も低下しそうです。
自分では大丈夫と思っていても、意外と気付かない内に過酷な環境の影響が出るものです。
連続した当直勤務のせいで仕事の失敗を繰り返していたら「帰れ!」と言われてしまうかもしれませんね。
いくらラクな現場の当直勤務でも、様々な理由で連続した勤務は簡単には出来なさそうです。
一番良いのは、現場に十分な隊員さんが配置されており、無理な残業を強いる様な体制にならないようにする事です。
しかし、十分な人員の確保は現場側で出来る事ではなく、会社がする事なので現場で人が足りなくなれば、現場の誰かが嫌な思いをする事になるのですがね。