施設警備に限らず、警備業に関する警備員の個人の評価は殆どが現場で判断されると思って良いでしょう。その中でも現場の隊長が評価の全てを決めているといってよいかと思います。もちろんここの現場でも私が隊員全員の管理をしています。
ここの現場には10人以上の警備員がいます。
その全ての警備員の勤務態度を私が見ています。
営業所の人間は巡察の時などしかここへは来ないので、現場に配属されている警備員1人1人までは評価する事は出来ません。
その為、その現場の隊長が隊員一人一人の労務管理など含めて観察しているのです。
実際、ここの現場でも10人以上の隊員がいる中さまざまな隊員がいます。
仕事のできる警備員と出来ない者、協力的であるかそうでないか、健康管理に関する事などあらゆる面で把握しています。
最近も勤務態度(隊長に対する態度)が最悪で営業所に報告しました。
結論から言えばこの隊員は人員不足が理由で、営業所からの指導のみで私の希望する配置転換は叶いませんでした。
この様に日頃の勤務態度は現場の責任者に一任されています。
なぜ、隊長の判断で現場の警備員の評価が決められてしまうのか言うと、営業所の人間は現場にほとんど顔を出せません。
その為に警備員1人1人の評価は出来る筈もなく、その評価を現場の隊長に任せているのです。
現場の隊長もそこの施設の警備業務が円滑に出来る様に仕切らなければなりません。
結果、隊長のいう事が聞けない警備員はその現場には必要ないのです。
一見、威張っている様にも見ますが隊全体を考えた結果としてはそれが一番正しいと思います。
隊長がただ威張っている現場もあるかもしれません。
しかしほとんどの隊長はそこの現場が円滑に運営できればすべてよし・・と思っています。
一見個人個人には厳しい事を言っているかもしれませんが、全体としては正しいこと言っているはずです。
会社の総意としての立場にもいる人なので、あまり非協力的な行動は控えた方が良いかもしれませんね。