夜間の時に見回る外周巡回は広い外周と狭い外周では警備員自身の危険がかなり異なるの注意が必要

先日、夜間の外周巡回をしていた時に以前の現場の外周巡回と比べて大きく違う事を改めて感じました。今の現場の外周巡回は敷地が広くないので、それほど長時間見回る必要はありません。しかも、夜間は残留車両や出入りする車の無いので、見回りは非常に気楽です。現場によっては、残留車両や不審者や不審物などかなり気を使って見回らなければならなかったので、そう考えると今は気楽なものです。

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夜間の外周巡回は危険

基本的に施設警備員の夜間の外周巡回は危険です。

巡回が夜間という事もあり、周りが良く見えません。

 

状況によっては警備員が懐中電灯を点灯させて見回る時もあるので、周りから見ると警備員がそこにいるという事がまるわかりです

もし、その施設に侵入しようとして、警備員に襲い掛かろうとしている者が居た場合、明かりをつけている警備員は目立ちすぎます。

 

その為、巡回時は懐中電灯は余り点灯させずに見回れ、と指導を受けている現場も多い事でしょう。

まあ、中には碌な指導もせずに夜間巡回をさせている警備会社や現場もあるかもしれません。

巡回時に明かりが必要な瞬間もありますが、夜間巡回時は基本的に明かりは付けずに見回った方が、自分の身を守るという意味でも推奨します。

現場によっては気楽

そんな警備員にとって、危険ともいえる夜間の外周巡回ですが、現場によってはとても落ち着いた夜間外周巡回をする事ができる現場もあります。

基本的にヒマな現場に多いと思われますが、特に今勤務している現場では夜間の外周巡回は気楽かもしれません。

 

敷地の構造上、夜間は施設全体が外部からの侵入が一切できず、関係者しか外にはおらず、またその関係者も夜間は殆ど行き来しません。

駐車場内も車両の出入りも無く、残留車両もないのでそもそも外周巡回が必要なのか、と思えるほどです。

 

一応、契約上巡回をする事になっているので、外周巡回として見回りますが、車無し、人おらず、周りの見晴らしも良いのも手伝って、逆に緊張感のない夜間巡回になってしまいます。

しかもとどめに敷地が広くないときているので、外周巡回は5分もあれば終了です。

今までの施設警備の現場で一番夜間巡回が楽だと言えるでしょう。

足元が見えづらいので転倒注意

そんな気楽に夜間巡回が出来る様な現場でも、敷地が広く毎回緊張感を持って見回る現場と同じ様に気を遣う事があります。

それは

 

「夜間は足元が見えづらいので注意する」

 

という事です。

どれだけ広い敷地の夜間外周巡回でも、5分もかからず終了する狭い夜間外周巡回でも共通して言える事は「夜なので暗い」という当たり前な事です。

どちらの現場でも夜間の外周巡回をしてきましたが、足元が見えづらいという事は非常に危険な事なのです。

 

実際、過去に高齢警備員さんが夜間の外周巡回をしていた時に、歩道の段差を踏み誤って足を挫いた事があります。

これは周りが暗いので、高齢警備員さんだけでなく全ての警備員さんがケガをする可能性があります。

 

その中でも特に高齢の警備員さんは、反射神経視力など体力面で若い人よりも劣る事があるので気を付けないといけませんね。

そんな夜間巡回ですが、夜間に1時間近く外を歩く様な現場や、たった5分で終了する様な現場でも、足元が見えなければケガをするのに巡回時間は関係ありません。

 

毎日勤務している見慣れた外周でも、周りが暗ければ目を瞑って歩いているのと同じなので、足元の見えにくい夜間の巡回は細心の注意を払って見回る様にしましょう。

 

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