地域によっては局所的な大雨が降っていますが、暑い日が続く様になってきました。全国的には梅雨はまだ明けていませんが、梅雨とは関係なく外が暑ければ熱中症に気をつけなければなりません。施設警備員は屋内での勤務が多いですが、その油断から建物の中に居ても熱中症になる人も少なくないのです。
建物の中でも熱中症になる
暑い日が続くと、ニュースでは熱中症で搬送された人の話題が挙がります。
地域によっては局所的な大雨が降る事もありますが、晴天続きだと外に出るのも嫌になるほどです。
施設警備員は主に屋内での勤務が多い仕事ですが、建物の中に居れば熱中症にならないわけではありません。
室内だからと、こまめな水分補給をせずに本人も気づかない内に脱水症状を起こして、結果熱中症になったなんて事もあるのです。
ニュースで取り上げられる熱中症の人のうち屋内での発症、という人も少なくありません。
施設警備員も同様、屋内の仕事だからと水分補給を怠り、勤務中に熱中症に十分なり得るのです。
周りの警備員さんを見ても、1日勤務をするうちにペットボトル1本分も水分を取らない人も居るのです。
高齢の警備員さんほど水分を取らない
例えば8時間勤務しているあいだに、およそ1リットル近く水分を取るべきだそうです。
食事の時間も含めると難しい量ではないかもしれませんね。
しかし、ペットボトルなどを用意して水分を補給している人たちを見ていると、明らかに仕事を終えるまでに1本飲み切らない人も居るのです。
これは恐らく、水分量が足りていないと思います。
しかも、そういった警備員さんは高齢の人が多いのです。
人は歳を取ると喉が渇きにくくなると聞きます。
歳を取ると体内の水分量が減るうえに、更に乾きを感じにくくなるので、熱中症になり易いのも当然です。
それを理解してこまめに水分を取ろうとする高齢の警備員さんはまだ良いのですが、そういった情報を知らない人はいつの間にか気分が悪くなり、気付いたら熱中症だったなんて事も・・。
施設警備員とはいえ、8時間の勤務であればペットボトル2本分の水分をとる習慣をつける必要があるのではないでしょうか。
滅多に外に出ないからこそ気を付ける
施設警備員は滅多に外に出る事はありません。
外周の巡回や夜間巡回などは夜間に行う事も多く、現場によっては1日中外に出ないなんて所もあるでしょう。
そうなると、ちょっと外に出る様な事があると建物内の涼しさと外の暑さのギャップで目眩が起こる事も・・。
外で毎日車両の誘導業務をしている、交通誘導警備員さんは同じ警備員でも相当鍛えられているのだろうと尊敬しますね。
特に私自身、外に出る業務は夜間だけなので、オールシーズン日中は外に出る事がありません。
更に、インドア派なので仕事が休みの日もずっと室内で過ごします。
今さら外に出る仕事は出来ないだろうなとつくづく思います。
外で行う仕事や室内で行う仕事といずれにしても、熱中症になる可能性はどちらもあるので
こまめな水分補給と無茶をせず少しでも具合が悪くなったら、同僚や上司に報告するようにしましょう。