今の現場は警備員の制服の一つの白手袋を使いません。施設警備員に限らず交通警備や雑踏警備員なども使用していますが、今は出番がありません。そういえば以前、白手袋を使う場面で、同じ白だからと言って軍手を使用していたとんでもない警備員がいました。
施設警備員が白手袋を使う時
今の現場では白い手袋を使用しません。
施設警備員で白手袋を使用しないのは珍しいと思います。
白い手袋は主に
・立哨時
・巡回時
が多いと思います、それ以外では着用する必要がないと思いますが、現場によっては当直勤務中、ずっと身に着けていなければならない・・と言う所もあるかもしれませんね。
少なくとも私が経験してきた現場では、24時間の勤務中の1/3の時間は白手袋を無にける現場もありました。
それが今では白手袋を必要としないのです。
個人的には、夏の暑い時期に白手袋を身に着けると汗でびっしょりになるので、着けなくてもよい、というのは非常に助かっています。
そんな白手袋ですが、前の現場では白手袋を身に着けて業務する際に、一般的な白手袋ではなく「軍手」や「白いグローブ」を使用していた警備員がいました。
同じ白色だからと用意した代用品は
白手袋・・と一言で言ってもいろいろな種類があります。
しかし明らかに軍手やグローブの様なものは、クレームが入る事は無いかもしれませんが、他の警備員からすると「それどうなの?」と言った空気感はあります。
白いグローブはともかく、軍手は傍から見てもはっきりと「軍手」と見分けがつきます。
軍手はNGというお触れはありませんが、安物でも良いのでいわゆる世間で流通しているあの「白手袋」の方がしっくりくると思います。
冬場はあの白手袋では記事が薄くて寒いので、軍手を重ねて身に着けたり、厚手の白いグローブを身に着けたりしていますが、他の警備員さんと比較するとやはり目立ちますね。
以前、あまりにもの寒さにホームセンターへ行き白い色のグローブをみにいったことがありますが、意外とごつくて驚きました。
値段が安くないのは分かっていましたが、施設警備員が大勢のお客様の居る前で、軍手や白いグローブを身に着けて巡回していたらさすがに止めさせますね。
時間が経つとグレーや黒に大変身
白手袋以外もそうですが、もともと白い色をしているので、手袋を着けたまま何か作業をすると、すぐに汚れます。
警備員は巡回するだけで終了ではありません。
錆びたバリカを触ったり、巡回キーを触ったり、床に落ちているゴミを拾ったりと意外と汚れます。
白い手袋をしているのに、そういった汚れているものを良く触るので直ぐに色がグレーや黒に変化します。
おろしたての白手袋でも、半年もしないうちに白がグレーに変わります。
その色の変わりつつある手袋を、さらに使い続けると最終的には黒手袋の完成です。
どこの現場にもいましたが、白手袋を年単位で使用している警備員もいました。
せいぜい500円程度のモノなので、色が変わり始めたらすぐに交換したいですね。
今では、白手袋は必要ないので軍手や白グローブを見かける事は無いですが、万が一今の現場で白手袋が必要になるのなら、白色の鮮度にも注意できるようになって欲しいと思いますね。