資格を持っていてもポンコツな施設警備員たち

警備員として業務検定の資格を取得する際「隊員を指導する立場」になる自覚を持つよう指導を受けました。2級の資格を持つことは現場の隊長になる様なものであり、見本となる様な勤務をしなければなりません。しかし、現実とは程遠く資格を取得した警備員がこんなに残念な人間である、という悪い見本になる様な勤務ぶりを披露しているのです。

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業務に対する責任感が無い

警備員の資格を取得するという事は、現場の隊長と同じ様なモノです。

経験はともかく、現場で隊員に指示できるほどの知識を身に付け、未熟な警備員を指導する立場にあたるのです。

 

これだけ聞くと、資格を取得した人はさぞ素晴らしい人だと思うかもしれません。

しかし、現実はいくら資格を取得した警備員でも、所詮人間

人間性までは見本になれない者も多く、今まで見てきた施設警備の業務検定の資格を持っている者でも

 

「これほど責任感が無いのか」

 

と思わせるような仕事ぶりを披露する者もいました。

資格を取得している警備員なら、業務上の責任感について「指導されていないから」逃げる事なく、自ら「恥ずかしくないような行動をとらねば」と思わなければいけません。

 

その点ではこの警備員は、資格を持っているのにもかかわらず、資格を持っていないまだ未熟な警備員と同じだと、周りから冷ややか目で見られているのです。

身だしなみが率先して乱れている

警備員の制服の乱れは、非常にみっともなく見えます。

ネクタイが曲がっていたり、ボタンが外れている、また長い間洗濯をしていない様な汚れた制服など。

 

資格を持っている警備員は、普段から警備隊の隊員さんたちの制服の着こなしをチェックして「〇〇を正しなさい」という立場のはずです。

それが、自分から制服の着こなしを乱して悪いお手本になっている警備員がいます。

 

施設警備員が勤務中に被る制帽。

勤務時間中は必ず着用していなければなりません。

これはどこの警備会社でも同じで、ある特定の場所で許可の出ているような所を除いてちゃんと制帽を身に付けなければならないはずです。

 

しかし、その警備員は勤務時間中であっても制帽を被らずに業務に就いていました。

警備会社以外のクライアントなどでは、制帽を被っていない事にそれほど重要視していないかもしれません。

それこそ、ハンカチを持っていない事と、制帽を被っていない事が同じ程度くらいにしか見ていないかもしれませんね。

 

ですが中には、業務中は制服制帽はしっかりと身に付ける、と理解しているクライアントはその脱帽している警備員を見つけると、クレームとして警備会社へ報告します。

これを資格を持っている警備員がやらかすので尚たちが悪いです。

 

「ちゃんと制帽を被る様に」

 

と指導するべき資格保持者が、自ら率先して勤務中に脱帽しているというとんでもない行為です。

これでは指導できるはずもなく、もし言おうものな

 

「お前が言うな」

 

と逆に突っ込まれてしまいますね。

まあ、そんな警備員なので他の隊員に指導するなんて事は今まで一度も見た事はありませんが。

出入管理中によそ事をしてクレーム

ヒマな現場の勤務では、出入管理中ただじっと座っているだけです。

まあ、いくら暇だとしても何にも目もくれずずっと前を見ていろ

とまではいいません。

 

その方がむしろ眠気に襲われて居眠りしてしまう可能性もあるので、何かをするにしてもほどほどにするように、とある程度は大目に見ています。

しかし、中にはその「大目に見る」という範囲が自分で測れず、そのよそ事に夢中になる警備員がいます。

 

「しかも資格を取得している警備員が」

 

資格を取得している警備員は、そのよそ事に対して大きく逸脱した隊員に自制を促す立場に居なければならないのに、その当人がそのよそ事に夢中になり出入管理で何をしているのか知りませんが、ずっと下ばかり見ているのです。

 

目の前を従業員が通っても、下を見ているので気づきません。

もう、最悪です。

 

相手は警備室の警備員を見ているのに、その肝心の警備員は下を見て従業員に気づいて居ません。

 

「おいおい、これでは不審者が入りたい放題だ」

 

そう思った従業員は、警備会社へクレームを入れます。

しかも資格を持った警備員がやらかしているので、クライアント側から見ると

 

「そこの警備員は指導する立場の者がこれだと、他の警備員もみなたかが知れている」

 

と見られてしまってもおかしくありません。

中には資格を持っていないのに、真面目に仕事をしている隊員さんもいます。

それにもかかわらず、一人の情けない資格を持った警備員のせいで全体が悪く見られてしまうのです。

 

これは現場に資格を持った警備員が多くなればなるほど、資格保持者らしくない行動が増えるような気がします。

むしろ、現場に1人か2人しか資格保持者がいない方が「良い見本にならねば」というい意識が生まれ行動にも現れるのかもしれません。

 

資格保持者としての行動と発言。

 

警備員の資格を持っち得る者は、もう少しその自覚を強く持つ必要がある様な気がします。

 

 

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