細密巡回の事で、最近ある隊員さんと話をしました。1時間30分ある巡回の中で休みなしで歩き続けるのは大変なので小休止する・・。人によっては息が切れてしまう事もあり途中で一休みするのですが、細密巡回中の小休止でも良い休憩と悪い休憩があるのです。
1時間以上歩くのは確かにキツイ
人が1時間歩くのは体にとても良い事だと思います。
警備員として仕事をしながら1時間歩くのは、お金ももらえて体にも良い。
こんな素晴らしい事は無いですよね・・
・・・、
うん、1時間も仕事で歩くのはイヤです
いくらお金がもらえるとしても、1時間以上も歩くのはちょっときついですね。
冬場でも1時間も歩くと汗ばんできますし、夏場で空調の切れている建物内を30分でも歩くのはかなりハードです。
そんなキツイ巡回ですが、先日ある隊員さんと巡回中の小休止について話しました。
私は通常余程体調が悪くない限り、巡回中に休憩を挟むことはしません。
ものすごく体力があるわけではないですが、恐らく要領よく歩けているのだと思います。
会話の相手の隊員さんは、同じ場所の巡回で1時間歩く間に、1~2か所で休憩を入れているそうです。
他の隊員さんの休憩の話も聞きましたが、驚くような休憩をしている隊員もいました。
悪い休憩は給料泥棒と同じ
巡回中の休憩と言っても色々あり、ただその場で立ち止まり汗を拭きながら休むのと、座り込んで一息入れる休憩もあります。
今回私が聞いた休憩でビックリしたのが
・巡回の途中の喫煙場所でタバコを吸う
・自販機でジュースを買って休む
・休憩室でソファに横になって一息入れる
です。これは会話をした隊員さんが、他の隊員がしている休憩を聞いただけなので、今でも本当にしているのかは分かりません。
しかし、こんな休憩をしていたら続きの巡回が嫌になってしまいそうですよね。
まだ歩く工程があるのに、ジュースなんか飲んでしまったらお腹が重くて逆に大変な事になりそうです。
まあ、私も過去に商業施設の夜中の巡回時に、フードコートの水飲み場で水分補給をした経験があります。
しかし、水分補給の量を間違えるとお腹がタプンタプンになって動けなくなります。
その点、自販機でジュースを買うと一缶空けないと持って歩く事が出来ないので飲み切るしかありません。
これらの小休止はもはや、巡回中の小休止でなく待機時間にしている事と同じです。
言い過ぎかもしれませんがある意味、仕事中にサボっている「給料泥棒」と同じ事ですよね。
1時間以上、歩き続けるのがキツイからといって小休止するのは仕方がないかもしれませんが、せめて非難されそうな小休止の仕方は避けた方が良いと思います。
警備員として最低限の体力は必要
そもそも、1時間歩くのに小休止を知れないでも済む様な身体づくりが出来ているのが一番望ましいと思います。
筋肉ムキムキになれとは言いません。
日頃からウォーキングをするなどして、1時間くらいならノンストップで歩き続ける事が出来るような体力を身に着ければ誰かに非難される事もないのです。
ウチにいるメンバーを見て、約半数の警備員が体力作りが必要だと思います。
まあ、これはどこの警備隊でも言える事ではないでしょうか。
・高齢で運動そのものが難しい。
・運動不足で間食が多い。
・太っていて人よりスタミナがない。
これらは全国の警備員に多くが当てはまると思います。
中には、真逆で体力スタミナ共に素晴らしいものを持っている警備員さんもいると思いますが。
あと何年この業界で仕事を続けていくのか自分でよく考えて、今よりももう少し身体を作ってみませんか。