設備の事を警備員に聞かないで下さい

ある日、出入管理をしていたら設備の人がこちらへ来て、設備に関する事を聞いた来たのです。警備員に設備の事を聞かれても答えられるわけがありません。その設備の方は新人の方なのですが、その日は一人で勤務していたようで私に聞くしかなかったようですが。

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研修を終えた新人設備さん

警備員の新人は分からない事だらけで、学ぶ事はたくさんあります。

しかし、それは警備員だけではなく、身近なところで設備の人も新人の時があります。

 

ある日、設備の新人の人が出入管理をしている私の所へ来て

 

「〇〇はどうしたら良いでしょうかね」

 

と尋ねてきました。

その現場に警備員である私の方が長くいますが、設備の事までは学んでいません。

たまに、一緒に対応する事があった時に、設備に関した対応を学べることはありますが、教える事が出来るほどは把握していません。

設備の事と警備の事

警備員の仕事は警備員が行い、設備の仕事は設備の人がするのは当たり前の事です。

警備員と設備の人は、建物で勤務する上で業務が重なる事が多いです。

警備員は設備に関した事で巡回する事が多く、何かあった時に報告する事が多いのです。

 

特に商業施設の現場では、エスカレーターやエレベーター、自動ドアなどをはじめ警備員が巡回時に必ず確認しているものです。

これらは皆設備に関するもので、本来なら設備の人が自分の目で見ればよいものを、警備員が業務の一つとして巡回しています。

 

今の現場でも、自動ドアや各照明エレベーターなど設備の電源の入り切りをしたり、故障した時は設備担当の人に報告をします。

また、設備の起動や停止などを警備員がする事でその設備に関して多少詳しくなったりもします。

 

まあ、逆に設備の人は警備員の業務に関した専門的な事は余り詳しくは無いですね。

なので、どちらかというと警備員が設備の業務に首を突っ込んでいる、と言った方が正確かもしれません。

協力くしてあげたい気持ちはある

毎日、顔を合わせて同じ仕事はしないまでも、施設に対して同じものを見ている点においては、業種は違いますが一番身近な仕事仲間です。

しかも、当直勤務で数日おきに合う警備員仲間よりも、顔を合わせている時間が長いかもしれません。

 

業務の引継ぎの時しか会話しない警備員仲間よりも、設備に関した事で相談する設備担当の人の方が、よほど話し込んでいると言っても過言ではありません。

余程設備の人と話をした方が、その現場で役に立つ事が多いので自分の為にもなります。

 

そんな設備の新人の人が、警備員を頼りに質問してきたのですが、残念ながら警備員では分かる様な事では無かったので期待に応える事が出来ませんでした。

設備の新人の人も今までは、研修で先輩設備員と一緒に仕事をしていたのですが、今はもう一人で勤務しているので、分からない事があってもすぐに解決できません。

分からないからと言って、施設に大きな問題が発生するような事ではないので大丈夫です。

翌日にでも確認すればよい事なので、その日はそのままにする様でした。

 

今後その新人さんもいろいろ学んでいく事でしょう。

警備員も同じ様に分からない事を一つ一つ学んで自分のものにしていくのです。

 

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