どこの現場にも居ましたが現場に出勤してきた時に「あ、〇〇を忘れた・・」というポンコツ警備員がいました。彼らは他の警備員さんと比べても制服や装備品などの忘れ物が多く、また出勤してきてからなので、取りに帰るわけにもいきません。仕方が無いので下番する他の隊員さんから借りたりするので、周りにも迷惑を掛ける事をしているのです。
ポンコツ警備員は忘れ物が多い
ポンコツ警備員は忘れ物が多いです。
この忘れ物が多いポンコツ警備員はどこの現場にも居ました。
制服や装備品など、その日仕事として身に付けるものなどを忘れて来るのです。
多くは、ネクタイや帯革、制帽など身に付けていないと仕事にならないものばかりです。
ちなみにここの現場は、制服を着て出勤してもそこまで厳しい事は言われないので、多くの隊員さんが制服を着た状態で出勤してきています。
今回のポンコツ警備員さんも制服を着た状態で出勤してきているのですが、それでも制帽や帯革などを忘れて来るのです。
自分のロッカーがあるので、下番時に置いていけばいいのになぜか毎回持ち帰っています。
忘れ物をしやすいのであれば、制帽やネクタイなどはロッカーに置いていけばよいのに、と思います。
しかし、誰もそんなアドバイスをしないので、彼は毎回持ち帰りそしてたびたび忘れるという行為を繰り返しています。
忘れ物をしてそれをどうすれば防ぐ事が出来るのか、そして再び同じ事を繰り返さない
この行動が取れず、平均して月に1回は忘れ物を繰り返すので、彼はポンコツ警備員と呼ばれてしまうのです。
他の隊員さんから借りる事も
警備員として勤務する時に、制服や装備品などを忘れて来たからといって、一人だけ制帽を被らずに仕事をしたり、周りの警備員さんがちゃんとネクタイを締めているのに、一人だけネクタイ無しで働かせたりする事は出来ません。
しかし、もう出勤してきているので、その為に自宅へ取りに帰すわけにもいきません。
そんな時はどうするのかというと、仕事を終えて下番する警備員さんから装備品を借りるしかないのです。
人によっては、自分が身に付けていた制帽やネクタイを貸したくない、という人もいます。
それでも「仕方ないから貸しても良い」という人から借りて、その日は仕事をするのです。
忘れ物をよくする人に限って身だしなみがだらしの無い傾向が強いです。
何日も同じ制服を着続けているので臭っていたり、汗を掻いて体から嫌な臭いが出ていても一向にお構いなしな人など「生活にだらしの無い人」
と今の現場の忘れ物の多いポンコツ警備員さんはそれに当たります。
その様な人に、自分の装備品を貸すと「雑に扱われそう」な印象を受けるので貸したくない人も多いようです。
だからといってそのままで仕事をさせるわけにもいかないので、人によっては渋々貸して頂いたりします。
本人はそんな状況で本当に反省しているのかな、何か改善しようとしないのかな、と周りの警備員さんで不満に思う人も少なくないのです。
忘れ物が多いのは年齢は関係ない
忘れ物が多い=高齢の警備員という訳ではありません。
確かに高齢の警備員さんは、若い警備員よりも記憶力に関する能力が衰えてきているのは間違いありません。
警備業務をする上で、新しい業務が入ってきたりすると高齢の警備員さんの方が覚えが悪い時もあります。
しかし、これは本当に多少の違いなだけで、致命的な事ではありません。
しかし、今回の様なポンコツ警備員さんで、忘れ物をする回数が他の警備員さんよりも明らかに多い、という状況というのは実は年齢は関係ありません。
以前は30代の警備員でも、高齢の警備員さんよりもだらしがなく、忘れものも多いという人は居ました。
まあ、今回のポンコツ警備員さんは70歳近い警備員さんで、彼一人だけを見た場合「年齢のせいなのでは?」と思うかもしれません。
ですが、彼と同い年の高齢の警備員さんがいますが、その方は忘れ物をほとんどしません。
ポンコツ警備員さんの場合は忘れ物だけでなく、仕事の面でもやらかす事もありますが、同い年の高齢警備員さんはポンコツ警備員さんよりも後の入社にも拘らず仕事面では頼りになる存在です。
若い警備員から高齢の警備員さんという年齢の幅広い警備員さんたちを見てきて、今回の様な忘れ物が多いというポンコツ警備員さんというのは「年齢は関係ない」のです。
そしてどこの現場にも、程度の差こそあれポンコツ警備員さんという人は一人は居たりします。
ですが、そんな警備員さんでも現場を回すには、悲しいかな無くてはならない人で、一人欠けても業務全体が回らなくなってしまうのです。