警備員が年齢を感じて仕事を引退しようと思った時はどの様な心境なのか周りの高齢警備員を見てみる

警備員は高齢の人の多い業界です。会社員を定年で辞めた後でも警備員として雇ってもらえ、何年も警備員の仕事を勤める事が出来ます。それでも個人差はあるにしてもいずれは警備員の仕事も辞める時が来るでしょう。その辞め時とは、その人がどう感じた時に「辞めよう」と思うのでしょうか。

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いくつになっても働ける業界

警備員という仕事はいくつになっても働ける職業です。

普通の会社員の定年を迎えた後に警備の求人に応募しても普通に採用されます。

 

60歳でも65歳でも、むしろその年齢だと比較的若い方に入る現場もあるくらいです。

60歳過ぎて会社員を引退しても、現役として期待されている業界だからこそ、高齢者の働き口の受け皿として存在しているのです。

 

そんな高齢の人でも働ける場所なので、70~80歳になっても現役で働いている人も数多くいます。

しかし、流石にその年齢まで来ると年齢の世代の比率も下がり、またその年齢を迎える人たちもチラホラ引退するようです。

警備の仕事に限界を感じる時

警備員として年齢的限界を感じ引退していく人たちはどんな心境なのでしょうか。

高齢だとしても、意識も体力も満ち溢れていれば無理に辞める必要はありません。

 

体の動く限り、会社が期待し現場を斡旋してくれる限りは働いても問題無いでしょう。

しかし、認知機能の低下を実感したり、体が思う様に動かなくなってきたりすれば

 

「もう体の限界かもしれない」

 

と警備員の仕事を引退する覚悟が生まれるのかもしれません。

周りの警備員さんを見ても70歳手前の人が何人かいますが、耳が遠くなってきたり、業務に関する判断が鈍かったりと数年前までは問題なく出来ていた事が、まわりからみてもちょっと怪しく見えたりする人もチラホラ見受けられます。

 

まあ、本来なら自宅でのんびり過ごしている様な年齢なので、その年齢でも働いている方が褒められるべき事なのでしょうがね。

周りの高齢警備員さんを見ても、70歳を過ぎると体の衰えを感じて「引退」を考える時期のようにも見えます。

年齢の限界を感じて辞めたのは一人だけ

今までの現場で高齢の警備員さんを仕事をしてきましたが、年齢の限界を感じて仕事を辞めたという人は1人しかいませんでした。

その高齢の警備員さんは80歳手前で辞めてしまいましたが、確かに夜間巡回をして帰着する度に辛そうにしていました。

 

比較的若い警備員でさえ帰着時は軽く息が切れている様な現場だったので、80歳前ともなれば相当きつかったはずです。

会社にもよりますが、現場で働く警備員さんたちは年齢を考慮した配属とはならす、みな同じポストの仕事を平等に行います。

というか、その現場ではみな同じ業務をせざるを得ない状況だったので仕方が無いのです。

 

その為、若い警備員も高齢の警備員も同じ業務を行うので、どうしても高齢の警備員さんの方が肉体的に不利となります。

そんな高齢の警備員さんは、流石に体力的にキツくなったのか80歳手前で退職されて行きました。

 

高齢の警備員さんは全国に大勢見えますが、現場によっては体力的に厳しい所もあれば、80歳でも90歳でもラクに働ける現場もあります。

また年齢で限界を感じるのは個人差もあり、60歳代でも体力の限界を感じる人も居るでしょう。

 

警備業界はそんな大勢の高齢の警備員さんで支えられていますが、年々70歳や80歳の警備員さんが増えていくという事は、いつ引退してしまうかもしれないという事でもあるのです。

 

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