接触事故の報告書を作らない警備員

先日、私が休みの日に現場の駐車場で接触事故があったようです。翌日の引継ぎの時に口頭で知らされましたが「報告書は?」と聞いた所どうやら書いていない様子・・。え、クライアントも対応したのに報告書書いていないってどういう事?普通事案があったら先方から言われなくても書くのが当たり前だと思っていたのはどうやら私だけ・・?

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事案の大小で報告書を書かない事はある

先日の接触事故は駐車場を探していた車両が駐車中の車に軽く当ててしまった接触事故だったそうです。

それでもぶつけられた車には多少の傷も入っているので、修理が必要になるかもしれませんね。

この様な事案に限らず、警備員として勤務していると日々小さな事案は発生しています。

中にはクライアントに報告もしない、警備員の対応だけで終了してしまう様な事案もあるのは確かです。

しかし警備員側で終了させてしまうと、後で問題が大きくなった時に警備だけでは収拾がつかなくなると厄介です。

「なぜこちらに相談もなしに警備だけで対応した?」

と責められてしまってからでは遅いです。

それを防ぐには、警備側だけで処理できるであろうどんな小さな事案でもクライアントに一度報告して指示を仰ぐのが安全です。

クライアントが関わったら報告書は必要

クライアントに報告して一緒に事案を対応したのなら、報告書を書くのは当たり前です。

施設側で対応した・・という結果は後で騒ぎになっても詳細に記録が残っているので証拠にもなります。

従業員が対応しているので完全に施設の代表として前面に立っていただいてるので、警備員側としても安心できますし責任も向こうが受けてくれます。

クライアントに報告せず勝手に警備員だけで対応して、やばくなったら責任はクライアントに・・

そんな勝手な対応はクライアント側は絶対に引き受けて受けてくれないでしょう。

対応をお願いするのであればその記録が必要なので、報告書は書かなければなりません。

というかクライアントが出て来ている時点で報告書を書くのは当たり前だと私は思っていました。

その隊員には詳しくは確認しませんでしたがなぜ報告書を書かないで良い、と判断したのか分かりません。

報告書を書いていない時点で、もし後日車を修理する事になって保険会社や警察が介入してきた時にどうやって話を進めていくのか他人事ながら心配です。

報告書を書かない判断が出来るのはクライアントだけ

今回の件で報告書を書かないで良いパターンがあります。

それは

クライアント側が書かなくてもいいよ・・

と言った場合です。

ごくまれに、事案対応をしていただいた時にクライアント側も事案の規模の小ささから「報告書はいらないな・・」と恐らく判断した時に、書かなくて良いと仰る時があるんです。

まあ、クライアントが書かなくて良い、といいうのでそんな時はお言葉に甘えてそのままにさせていただいています。

報告書を書くというのは確かにある程度の労力が必要です。

たかが1ページ程度なので大した事は無いですが、普段何もない暇な現場で慣れてしまうとそれだけでも大変に思っている警備員がいるのも事実です。

で、報告書を書かなかった隊員の口からクライアントが書かなくても良い・・という話は聞いていないので、今回は書くべきものを警備員の勝手な判断で書いていない様な気がします・・。

これは後日の経過が気になる所ですね・・。

 

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